エレベーター内の電気がついた瞬間、中で何かが壁に何度もぶつかる音が。嫌な予感がして、ドアが開いた瞬間、敵を目視。あちら様も落ち着きを取り戻したようで、壁にオトマリアソバセ

セミ様が元気な状態でお出迎えしてくださいました。
一頻り叫び、お互い場所を譲る気配なしと判断した上で、階段を使用しようかと諦めた頃、あちら様がエレベーターのドアの内側と外側の隙間にお入りなさった為、無事にエレベーターを使用することができました。
譲り合いの精神大事。

どうも、吉岡茉祐です。

先週12日に出演したしみくれさんのイベント「ソツクナング」では、芝居パートとエチュードパートの二つあり、アーカイブ配信も含め、たくさんのお客様に見ていただけて(これからの方も)嬉しい限りです。
芝居については多く語ることがあり、エチュードについては、お客様にお見せする機会も少ないので、レアだったと思います。でも、ラジオやニコ生などの生配信でよくやる、アドリブお芝居とどう違うの?ほぼ同じなんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。
そんな方々のために、今回は、「エチュード」と言うジャンルのお芝居について、少しお話ししたいと思います。

そもそも、エチュードとは。
役者は役の設定、関係性だけを持っている状態でスタートし、繰り広げられるのは、台本のないお芝居です。お芝居とは物語です。つまり、役割だけ決まっている人たちでセリフを紡ぎ、物語を作り上げていくことです。
ショー仕立てになることが多いのでエンタメ的なインプロゼーションになりがちですが、絶対に面白くないといけないことはないのです。エチュードにおいて一番大切なことは、役としてそこに存在すること。役としてその場にいた時、喋りたくなければ喋らなければイイ。動きたくなければ動かなければイイ。無理に動いたり喋ったりするのは、役として嘘になってしまいます。所謂5W1Hを守っていれば、誰にもできる最も身近な芝居への道なのです。