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ガラスの花と壊す世界無数の光が色とりどりにきらめき、浮遊している無重力の空間——「知識の箱」。そこには幾つもの世界があり、幾度の時間があり、幾多もの人がいた。デュアルとドロシーの2人はそこで敵と戦っていた。敵、それは世界を侵食する存在——ウイルス。ウイルスに汚されてしまった世界は消去しなくてはいけない。それが彼女たちの役割、彼女たちの仕事。あるときデュアルとドロシーは新たなウイルスの出現を感知する。そこにはウイルスに襲われている少女がいた。少女を救った2人は、静かに彼女の目覚めを待つ。少女は何者か——どこから来て、どこへ行くのか。やがてその少女が目覚めた。その少女は「リモ」と名乗ると、ひとことつぶやいた——。「お花畑に、帰らないと……」。
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!映画界で日本が世界に誇るジャンルの 1 つであるジャパニーズ・ホラー。2012 年、その数多あるホラー作品と一線を画す、異色のシリーズが誕生した。それが、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズ。今やホラーの一大ジャンルを築いたP.O.V(Point of view:主観映像)形式の撮影手法。その第一人者でもあり、熱狂的なファンをもつ鬼才・白石晃士の“新たなる挑戦”と位置づけられるシリーズである。全国各地の怪奇・心霊現象を取材・調査するという作品コンセプトであるが、その内容は“口裂け女”を捕まえようとしたり、“人喰い河童”と相撲をとったりと、もはやP.O.Vホラーの域を超越したものであった。DVDリリース後、瞬く間にホラーファンの心を掴み、さらに映画業界内にも「コワすぎ!」シリーズのファンが急増。その後押しを受け、「劇場版・序章」を経て、ついにシリーズ集大成「史上最恐の劇場版」が公開!!