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人間不信の冒険者たちが世界を救うようですディネーズ聖王国に属する都市、テラネ。 一攫千金を狙う冒険者に目端が利く商人、歌い踊る吟遊詩人、貴族に神官、獣人族……。 職業と人種のるつぼ、都市そのものがまるで迷宮であるかのようなその街を人は“迷宮都市”と呼んでいた。冒険者パーティ【武芸百般】を追い出され、恋人にも騙され失意の軽戦士ニックもまた、この街の住人だった。 全てに嫌気がさして立ち寄った酒場。不味い飯、周りの楽しげな冒険者たち、相席のパッとしない連中……。 うんざりする一切合切を、叩きつけるようにぬるい酒で流し込む……! 「「「「人間なんて信用出来るか!」」」」 思わず、苛立ちや不満は口をついて出た。自分だけの思いのはずが、その声は4人分だった──。 それぞれに傷を持つ彼らの、これが冒険の幕開けだ!!
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別冊オリンピア・キュクロス古代ギリシャの青年デメトリオスは、壺絵師見習いの“草食系オタク”。 絵師を目指して日々精進する彼には、持って生まれた類稀なる運動能力があった。 そんなある日、村の争いに巻き込まれ、自分の無力さに思い悩むデメトリオスは雷に打たれてしまう! そして気がついたとき、そこは自分が暮らしているギリシャではなく、言葉も通じず、風貌も違う人々が暮らす地・・・・ そう、1964年の東京だったのだ! もちろん日本という概念を知らないデメトリオス。 果たして彼の運命は・・・!?