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人間不信の冒険者たちが世界を救うようですディネーズ聖王国に属する都市、テラネ。 一攫千金を狙う冒険者に目端が利く商人、歌い踊る吟遊詩人、貴族に神官、獣人族……。 職業と人種のるつぼ、都市そのものがまるで迷宮であるかのようなその街を人は“迷宮都市”と呼んでいた。冒険者パーティ【武芸百般】を追い出され、恋人にも騙され失意の軽戦士ニックもまた、この街の住人だった。 全てに嫌気がさして立ち寄った酒場。不味い飯、周りの楽しげな冒険者たち、相席のパッとしない連中……。 うんざりする一切合切を、叩きつけるようにぬるい酒で流し込む……! 「「「「人間なんて信用出来るか!」」」」 思わず、苛立ちや不満は口をついて出た。自分だけの思いのはずが、その声は4人分だった──。 それぞれに傷を持つ彼らの、これが冒険の幕開けだ!!
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戦闘員、派遣します!秘密結社キサラギ。 今や地球上の誰もが知る大企業は、自ら悪の組織と名乗ってさまざまな悪事に手を染め、 ヒーローたちを打ち倒し、ついに世界征服を成し遂げようとしていた。 しかし、世界を手に入れれば大勢の戦闘員たちは不要になってしまう。 このリストラ問題を解決すべく、キサラギの最高幹部たちは 新たな侵略先として宇宙に狙いを定める。 そして地球によく似た環境の惑星へ、 「戦闘員六号」と美少女型アンドロイドの「キサラギ=アリス」を派遣するが、 現地の人々は“魔王軍”の侵略を受けていて――。
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戦翼のシグルドリーヴァ おじさんコメンタリー制作に関わるおじさん達によるTVアニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」オーディオコメンタリー番組、「戦翼のシグルドリーヴァ おじさんコメンタリー」略して「おじコメ」が配信決定! シリーズ構成・脚本の長月達平と世界観設定・設定考証の鈴木貴昭が作品の制作秘話を語ります。ゲストに新たなおじさんを迎える回もあったり… 「さあ、集合だ、人類! ――おじコメ公開の日は近い」
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戦翼のシグルドリーヴァ――突如、地球上に現れ、あらゆる生命の脅威となった『ピラー』。 打つ手もなく追い込まれていく人類に手を差し伸べたのは、 自らを『オーディン』と名乗る神の存在だった。 オーディンはピラーに対抗する術として、戦乙女『ワルキューレ』と、 彼女たちの翼となる英霊機を人類に授け、反撃を宣言した。 それから数年――人類とピラーとの戦いが続く空、 戦翼を纏った戦乙女たちが、 そんな戦乙女たちを支える男たちが、 世界を救うために命懸けの空を翔けている。 ここ日本も例外ではない。 霊峰富士にそびえし巨大なピラーと対峙する、3人の戦乙女。 いずれも腕は確かだが、揃いも揃って問題児ばかり。 そこに、欧州から訳アリのエースパイロットがやって来ることになり……。 「さあ、反撃の時だ、人類。 来るべき決戦の日――ラグナロクの時は近い」 シリーズ構成・脚本に『Re:ゼロから始める異世界生活』の長月達平、 キャラクター原案に『魔法少女リリカルなのはViVid』の藤真拓哉、 世界観設定・設定考証に『ガールズ&パンツァー』の鈴木貴昭と、 強力スタッフ陣で贈る新たなる空のミリタリー、開幕。