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白い砂のアクアトープ「――見えた?」 くくるは、そっと、がまがま水族館のヒミツを教える。 「ここではときどき、『不思議なもの』が見えることがある」 夏の日差しが降り注ぐ、沖縄。 那覇市内からバスに乗り1時間あまり揺られた先に、その水族館はある。 沖縄本島南部、美しいビーチのすぐ脇にある、ちいさな、すこしさびれた「がまがま水族館」。 18歳の女子高生・海咲野くくるは、そこでまっすぐ、ひたむきに仕事をしていた。 祖父に替わって「館長」を名乗るほど、誰よりもこの水族館を愛している。 ある日くくるは、水槽の前で長い髪を揺らしながら大粒の涙をこぼしていた女の子・宮沢風花と出逢う。 風花は夢だったアイドルを諦め、あてもない逃避行の先に、東京から沖縄へやってきたのだ。 がまがま水族館に流れる、ゆっくりとした、やさしい時間。 居場所を求めていた風花は、「水族館で働きたい」と頼み込む。 出会うはずのなかったふたりの日常は、こうして動き始めた。 しかし、がまがま水族館は、「不思議」と一緒に、「閉館の危機」という大きな問題を抱えてもいた。 迫りくるタイムリミットを前に、ふたりは立て直しを目指して動き始める。 かけがえのない場所を、あたたかな寄る辺を、守るために。
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マルメタピオカ通信チャンネル毎週金曜22時から24時までの約2時間、東京都にある株式会社ドワンゴのオフィスの一角で飼育されている2匹のマルメタピオカガエルを生中継します。登場する2匹のカエルは、雄のちゃぴおか君(推定2019.2生)と雌のちゃぴ子(推定2019.9生)です。2019年7月にまずちゃぴおか君が生放送出演のためドワンゴに来ました。そこで視聴者から頂いたギフト売上約35万ptによって豪華な60cm水槽に自らが稼いだお金で11月に引っ越し、それまで暮らしていた小型水槽にちゃぴ子を迎え入れました。この放送では、視聴者のギフトによって暮らしていく2匹のカエルと飼育に携わる運営スタッフの雑談で週末の夜をまったり過ごす、そんな放送です
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海獣の子供光を放ちながら、地球の隅々から集う海の生物たち。 巨大なザトウクジラは“ソング”を奏でながら海底へと消えていく。 <本番>に向けて、海のすべてが移動を始めた―――。 自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、夏休み初日に部活でチームメイトと問題を起こしてしまう。母親と距離を置いていた彼女は、長い夏の間、学校でも家でも自らの居場所を失うことに。そんな琉花が、父が働いている水族館へと足を運び、両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいた時、目の前で魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年“海”とその兄“空”と出会う。 琉花の父は言った――「彼等は、ジュゴンに育てられたんだ。」 明るく純真無垢な“海”と何もかも見透かしたような怖さを秘めた“空”。琉花は彼らに導かれるように、それまで見たことのなかった不思議な世界に触れていく。三人の出会いをきっかけに、地球上では様々な現象が起こり始める。夜空から光り輝く彗星が海へと堕ちた後、海のすべての生き物たちが日本へ移動を始めた。そして、巨大なザトウクジラまでもが現れ、“ソング”とともに海の生き物たちに「祭りの<本番>が近い」ことを伝え始める。 “海と空”が超常現象と関係していると知り、彼等を利用しようとする者。そんな二人を守る海洋学者のジムやアングラード。それぞれの思惑が交錯する人間たちは、生命の謎を解き明かすことができるのか。 “海と空”はどこから来たのか、<本番>とは何か。
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いきもの放送まとめチャンネル(旧:今月のいきもの)ニコニコが公式で配信するいきものに関する放送をまとめたチャンネルです。 みなさんで一緒に、素敵ないきものに癒されましょうっ♪ 【過去ご出演いただいたいきもの】 2015年 9月:ハムスターさん 10月:ウサギさん 11月:チンアナゴさん 12月:水槽のいきものwithサンタさん、トナカイさん 2016年 2月:パンダマウスさん 3月:スローロリスさん 4月:ゴマフアザラシさん 5月:ヨロイモグラゴキブリさん 6月:マルメタピオカガエルさん 7月:コツメカワウソさん 8月:ハリモグラさん 9月:猫ルンバさん 10月:ダイオウグソクムシさん 11月:チンアナゴさん 12月:イクラ丼さん 2017年 1月:ひよこさん 2月:インコさん 3月:サーバルちゃんさん 5月:アルパカさん 6月:コツメカワウソさん 7月:ゴリラさん 8月:ヒアリさん 9月:ハシビロコウさん 10月:ふくろうさん 11月:チンアナゴさん 12月:ひよこさん