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擾乱時は明治64年。 舞台は94歳の徳川慶喜が絶対権力を維持し続けている日本。 街は明治時代の文化の色を残しつつも、 科学技術と陰陽道の発展が進み近未来的な雰囲気を醸し出していた。 しかし、きらびやかな街の裏には、慶喜暗殺すなわち体制の崩壊を目論んでいる輩 〜反体制派組織・クチナワ〜が影を潜めていた。 その駆除を任されたのは、政府の闇の処刑人組織『鵺(ぬえ)』。 鵺に所属する雪村咲羽(ゆきむらさわ)は幼い頃、クチナワの首領に家族を殺害され、 家族の仇を討つことを目的に生きていた。
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聖☆おにいさんダジャレやお笑いをこよなく愛し、新しいモノ好きな浪費家イエスと、自分とお金に厳しく、シルクスクリーンでTシャツを作るのが大好きなブッダ。 世紀末を無事に超えた二人は、東京・立川のアパートをシェアし、日本の四季を堪能しながら下界でバカンスを過ごしていた。 二人はマイペースに日常生活をエンジョイしているが、ついつい神パワーを発揮し、あちこちでセイントな奇跡を起こしてしまう。 そんな“最聖”コンビと、大家の松田さんや近所の子供たち、ハッスル通り商店街の面々も交えた、立川デイズ。 それはまさに聖人級のミラクルな笑いに満ちていた――!