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Fairy gone フェアリーゴーンかつて妖精は、“兵器”だった―。 この世界には、動物に憑依することで不思議な力を宿す妖精が存在していた。 妖精が憑依した動物の臓器を摘出し、人間に移植することで、妖精を分身として出現させ、兵器として扱えるようになる。 妖精を戦争の道具として自在に操る兵士たち、彼らは『妖精兵』と呼ばれた。 だが、長きにわたる戦争が終結すると、彼らはその役目を果たし、行き場を失ってしまう。あるものは政府に、あるものはマフィアに、あるものはテロリストに、 それぞれの生きる道を選択していった。 戦争から9年の歳月が経つ。 未だ不安定な政治情勢の中、戦争によって受けた傷や過去を持つ犯罪者が現れ、 復讐のためテロを起こすようになっていた。 主人公の少女マーリヤは、ある事件に関わった事から妖精に関連する事件を捜査・鎮圧する違法妖精取締機関『ドロテア』に入隊することとなる。 これは、無秩序な戦後に抗い、それぞれの正義を求め戦う 『妖精兵』たちの物語―。
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ゼロから始める魔法の書世間知らずな魔女と獣の傭兵の魔導書ファンタジー 教会暦526年──。世界には魔女がいて『魔術』が普及していた。そして、世界はまだ『魔法』を知らなかった。そんな時代、人々に”獣堕ち”と蔑まれる半獣半人の傭兵がいた。日々、魔女にその首を狙われ、人間になることを夢見る彼だったが、ある日森で出会った美しき魔女がその運命を変える。「──戻りたいのか? 人間に。だったら傭兵、我輩の護衛になってくれ」ゼロと名乗る魔女は、使いかた次第で世界を滅ぼす可能性すらある魔法書【ゼロの書】を何者かに盗まれ、それを探す旅の途中だという。傭兵は、ゼロの力で人間にしてもらうことを条件に、大っ嫌いな魔女の護衛役を引き受けるのだが、禁断の魔法書をめぐって人々の思惑が絡み合い……。気高き魔女と心優しき獣人による極上ファンタジー