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ストライク・ザ・ブラッド スペシャルOVA 消えた聖槍篇新たなる波乱の予感を前に しばし幕間の物語―― “聖殲”を巡るヴァトラーとの戦いに勝利を収めた古城と雪菜。 絃神島を自らの“夜の帝国”としたことで実質的な島の支配者となった古城だが、 以前とさほど変わらぬ日常を過ごしていた。 そんな折、絃神島の周辺海域で起きている原因不明の海難事故について、 獅子王機関と太史局が合同調査を行うことに。 一方、自分を呼ぶ声で目を覚ました古城。 記憶もおぼろげな彼の視界に飛び込んできた光景は、自分がくるまって寝ていたらしい一枚の毛布と 頬を赤らめ、涙ながらに訴えかけてくる雪菜の顔。 「先輩…私、大切なものを失くしてしまいました…」
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ラーゼフォン21世紀初頭の東京。母子で暮らす高校生・神 名綾人は、模試会場に向かう途中に突如上空 に現れた謎の航空部隊の攻撃に遭遇した。破 壊された街で、綾人は自分の描いた絵に酷似 した風景の中で、不思議な少女・美嶋玲香に 出逢う。玲香に導かれるようにして地下鉄に 乗り、神殿にたどりついた綾人は、卵から巨 大な人型の存在「ラーゼフォン」が出現する 瞬間にめぐりあわせた。「真実を見せる」そ の言葉に従って、謎の女性・紫東遙と VTOLで東京を脱出しようと試みた綾人 は、玲香に導かれてラーゼフォンに同調、体 内へと入っていく。ついに目覚めのときがき た。超兵器ドーレムを粉砕したラーゼフォン は、そのまま東京から飛び去っていった。外 から故郷を見た綾人は、そこに巨大な木星の ような「TOKYO JUPITER」を目撃する。謎の 存在MUに占拠された首都は、不思議な膜に 閉鎖され、住民は偽りの生活をさせられてい た。しかも外部には、12年も先の時間が流れ ていたのだった…。 東京を支配する「青い血」の人間とは何者 か?綾人とラーゼフォンには、どんな関係が あるのか?そして真実の世界で、綾人を待ち 受ける運命は何か?