コードネームミラージュ
社会に蔓延る凶悪犯罪に脅かされる国、日本。
表立った諜報機関が存在しない日本において、国内外を問わず凶悪犯罪集団にとって、仕事のしやすい、ヌルい国と見透かされている。
そんな状況を打破すべく、警察庁内に組織された部隊が「K13」だった。
「K13」の活動はごく限られて人間たちにしか知られておらず、メンバー達は記録上では、この世に存在しない。
「コードネーム:ミラージュ」と呼ばれるトップエージェントを筆頭に、「K13」に所属するメンバーは、凶悪犯罪にあたるだけでなく、政治的・社会的に表立って解決することのできない犯罪をも、秘密裏に処理する使命を背負わされていた。
一方で、アメリカの「FBI」のような警察機関の設立を目指し、日本の警察組織の徹底強化を図る「警察権拡大法案」の成立を目論む人間たち。
様々な思惑が蠢く日本。
やがて「K13」をも巻き込む、巨大な陰謀が明らかになっていく!!