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殺し愛とある「仕事場」で対峙する2人の殺し屋。 クールな賞金稼ぎの女・シャトーと謎多き最強の男・リャンハ。 シャトーはこの交戦をきっかけにリャンハと敵対 ――するはずが、なぜか彼に気に入られ、つきまとわれることに。 彼女はなし崩し的にリャンハと協力関係を結んでしまうが、 彼を狙う組織との抗争に巻き込まれていく。 さらにその戦いは、彼女の過去とも関係しているのだった。 リャンハはなぜシャトーに接近するのか。 シャトーに秘められた過去とは。 相性最悪の2人が織りなす、「殺し屋×殺し屋」の歪なサスペンス。 奇妙な運命の歯車がいま動き出す。
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怪病医ラムネ人に心がある限り、悩みを抱える者がいる。 そこに“怪”が入り込み、身体に奇妙な症状を引き起こす。 “怪病”と呼ばれるその病は、人知れず、だが確かに存在している。 現代医学では治す手立ての見込めないその病に、 弟子と共に立ち向かう医者がいた。 その名はラムネ。 風貌は決して医者には見えず、どんな時も自由にふるまい、 さらに口まで悪い。 けれど ひとたび怪病に向き合えば 患者たちが心の底に隠していた悩みの原因を、瞬時に暴いて治療する。 そしてその先には―― 。
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最遊記RELOAD BLAST人と妖怪、化学と妖術が共存を果たす無秩序かつ安寧の大陸。 「桃源郷」――――。 その均衡は、負の波動を受けた妖怪達の暴走という謎の「異変」によって、 突如、崩れてしまった。 諸悪の根源である牛魔王蘇生実験阻止のため、西へ向かった三蔵一行はついに天竺を目前とする。 しかし天竺に近づくにつれ、異変の影響は色濃くあらわれ、戦いは更に熾烈を極めてゆく。 さらに三蔵一行の前に立ちはだかる五百年前の哀しき因縁が……。
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犬とハサミは使いようある日突然、強盗に殺された春海和人。 だが本バカゆえの執念で奇跡の生還を果たした。 ――ダックスフンドの姿で。「こんな姿じゃ本読めないじゃん!!」 悶える彼の前に現れたのは、ハサミが凶器のサド女、夏野霧姫。 でも、犬である和人の声が分かるし、 しかもその正体は彼が大ファンの作家。 そんな犬生(人生?)、いったいどうなるの!?