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ショートアニメシリーズ『みるタイツ』4月。雨の朝。散り始めた桜が雨に打たれ、水たまりに浮かんでいる。生徒たちが色とりどりの傘が高校の校門をくぐり抜けていく。 「おはよ、レン」。下駄箱の前で、濡れたタイツのレンにユアが話しかける。憂鬱そうに振り向くレンに、そこにいっそうびしょ濡れのホミが、跳ねるようにやってきて話に花を咲かせる。他愛無い3人の女子生徒の会話が、新学期の訪れを教室に告げる。 少女たちのかけがえのない時間が駆け抜けて、季節が移り変わっていく……
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神撃のバハムート GENESISここは、《人》《神》《魔》あらゆる種族の入り混じる神秘の世界ミスタルシア かつて、黒銀の翼持つバハムートにより世界は終焉の危機に瀕した しかし、《人》《神》《魔》は種族の垣根を越えて共闘し 多大な犠牲をもってその力を封印した そして、封印の鍵を二つに分け、《神》と《魔》それぞれが有することとなった その鍵が決して一つになることのないように それから二千年以上が経ち、世界は安寧の中にあった いつしか《人》はバハムートを唯一無二の存在と考え、恐れ崇めるようになっていた そんな或る日 決して盗まれるはずのない《神》の鍵がひとりの少女によって奪われる 世界の均衡が緩やかに崩れはじめた バハムートが復活の咆哮をあげるとき 世界はまた絶対的絶望の淵に沈んでいく 世界よ、滅べ。 誰かが、ただ切に願った
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GSワンダーランド「KAGEROU」(ポプラ社刊)の水嶋ヒロ×「キル・ビル」の栗山千明が夢の競演!! GS(グループ・サウンズ)ブームの狂騒が渦巻く1968年を舞台に、ブームに乗ってひと山当てようと画策する大人たちが巣くう音楽業界に、純粋な夢を抱いて飛び込んだ4人の若者の青春を描く音楽コメディ。主演は栗山千明、石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介、共演に温水洋一。監督は「東京ハレンチ天国 さよならのブルース」「脱皮ワイフ」の本田隆一。 日本中をGSブームが席巻していた1968年。演歌専門のファインレコーズでもGS専門レーベルを立ち上げることになり、弱小プロダクションを構える梶井が新人バンドの発掘を任される。そんな梶井の網に引っかかったのが“ザ・ダイアモンズ”を結成したばかりのマサオ、シュン、ケンタの3人。さらに、ファインレコーズが用意したデビュー曲にはキーボードが必要と分かると、梶井は北海道から家出同然で上京してきた歌手志望のミクを無理やり男装させてメンバーに加えることに。こうして急ごしらえで集められた4人は、やがて白タイツにマッシュルームカットのフリフリ王子様スタイルで、その名も“ザ・タイツメン”として売り出されるハメになるのだが…。