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牙狼<GARO>-VANISHING LINE-巨大都市、ラッセルシティ。 「ガロ」の称号を持つ魔戒騎士・ソードは、魔界より現われ人間に憑依する魔獣・ホラーから その街を守るため、人知れず闘う日々を送っていた。 ある時、ホラーを討滅する中で、ソードは「エルドラド」という謎のキーワードに遭遇する。 そのキーワードに、ホラーが目論む巨大な陰謀を感じ取ったソードは、ホラー討滅だけでなく、 「エルドラド」の意味を探すために調査を始める。 そんななか、ソードはソフィという少女と出会う。ソフィもまた行方不明になった兄が残したメッセージ、 「エルドラド」の意味を探し求めていた。 兄を失ったソフィ、そしてソードもまた過去に妹を失っていた。「エルドラド」という言葉に引き寄せられた 二人は、互いに見えない絆を感じ、行動を共にするようになる。 そして、それぞれの想いが交錯する旅がはじまった―
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牙狼 -紅蓮ノ月-平安の闇に吼える金狼。 豪華絢爛、雅な貴族文化が花開き、 霊的結界によって厳重に守護されし都──平安京。 しかし、その栄華の様相は日暮れとともに変貌を遂げる。京に結界を張る呪術集団・陰陽師が実際に護るのは、都市の北端中央に位置する中枢部“光宮(コウグウ)”のみ。市井の陰には、人の魂を喰らう物の怪“火羅(ホラー)”が住み着き、平安京の夜闇を跋扈していた。 陰陽師が光宮の護り手であるように、民の護り手となる者も存在する。 闇の世界で火羅を討滅せし者──それが“魔戒騎士”と“魔戒法師”。魔戒騎士は、鎧を召還して手にする圧倒的な戦闘能力で火羅と戦い、魔戒法師は、魔導力による法術を駆使し魔戒騎士をサポートする。 魔戒法師・星明(セイメイ)に拾われ、魔戒騎士として育てられた青年・雷吼(ライコウ)は、従者の金時(キントキ)とともに、都に暮らす人々を護るため日々奔走していた。 平安京に渦巻く闇から、次々と生まれ出でる火羅。はたして、雷吼たちが立ち向かう先にあるものとは──