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と学会チャンネル1992年に設立したSF作家山本弘が会長を務める読書集団「と学会」。 その目的は「著者の知識の欠如や妄想により、著者の意図とは異なる楽しみ方をする」 ことであり、トンデモ本をバード・ウォッチングのように楽しむ団体である。 今年で創立22周年。 この世にはまだまだトンデモない本や物件でいっぱい! 笑えるネタを集めてみんなでニコニコしよう!
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いつか天魔の黒ウサギ取り戻す。78840時間分の君を。 愛に導かれし者たちが戦う、学園リバース・ファンタジー 宮阪高校1年生、鉄大兎。自分は人生の主役で、頑張れば報われるなんて幻想は、もう信じていない。彼の毎日は、ずっと平凡に消費さ れると思っていた。でも彼は忘れていた。 "彼女"の笑顔。交わした"約束"。血肉に溶けた"呪い"。大切な記憶は、なぜ奪われたのか? それでも失われたはずの記憶の中で、"彼女"は微笑む。 「私の毒をあなたに入れる。決して離れられなくなるように」 9年前、まだ幼かった大兎は、人外の少女≪最古の魔女(ヴァンパイア)≫サイトヒメアと出会い、彼女とある"約束"を交わしていた。 そのために、ヒメアは78840時間という、気の遠くなるほどの長い年月、囚われの身となり続けていたのだ。大兎がヒメアの記憶を失く し、平凡に堕ちている間、ヒメアを巡るいくつもの陰謀が蠢いていた。超絶的な魔術の力と凶剣(スペルエラー)を 持つ生徒会長、紅月光。キスで月光に縛られた雷の悪魔・美雷。平凡な毎日を破壊する者たちが、ヒメアを巡る環に連なり、次々と大 兎の前に姿を現す。"15分に7回"。 大兎がヒメアとの"約束"を思い出したその時。平凡だった彼の日常は、大きく歪み始める。 死よりも重い、その"約束"を、もう二度と違えないために、大兎は想像を絶する戦いに足を踏み入れていく! ヒットメーカー 鏡貴也の大ベストセラーを、豪華スタッフ&キャストが映像化!
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ロウきゅーぶ!バスケットボールのスポーツ推薦で七芝高校 に入学した長谷川昴は、憧れの男子バスケ部 に入部するが、尊敬していた先輩である部長 のロリコン疑惑がきっかけで部活動停止の目 にあってしまう。 行き場をなくし、日々所在なく過ごしていた 昴だったが、叔母であるの篁美星の強引な誘 いから、 彼女が顧問を勤める小学校の女子バスケ部の 臨時コーチを引き受けることになった。 気が進まないながらもコーチに訪れた昴の前 に現れたのは、メイド服に身を包んだ5人の 女の子たちのご挨拶だった!? 「お帰りなさいませ、ご主人様」 バスケ部といっても、メンバーは5人しかお らず、まともなバスケ経験者は一人のみ。 その上、女子小学生たちが相手の慣れぬ環境 に戸惑う昴だったが、彼女たちが抱えるある 事情を知り、やがてコーチとして真剣に彼女 たちに向き合うようになる この物語は、一人の男子高校生と、5人の小 学生の女の子たちがバスケットボールにかけ る青春を描く、ローリング・スポーツコメ ディである。
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イヌゴエ VOICE OF DOGあなたの愛犬はこう言っています。 それは、とっても楽しくて、ちょっぴり切ない、ドッグ・ファンタジー。 しゃべる犬と、不器用な青年の不思議な友情を描くハートウォーミングコメディ 内気でさえない20代の青年・直喜(山本浩司)は悪臭公害対策協会で働く26歳の青年。肩書きは「臭気判定士」。住宅の臭気指数を測定したり、地域住民の苦情対策に役立てることが主な仕事。しかし、自分の殻に閉じこもって、やることなすこと全てに慎重、恋にも臆病…。唯一のとりえは、イヌなみに鼻が利くことくらい。 ある日、会社で日本海の臭いをつめこんだ異常な芳香剤のサンプルを嗅がされ、そのまま倒れてしまった。夕方、自分の部屋で目を覚ますと、一匹のフレンチブルドッグと、父親からのDVDレターがそこに。直喜とは正反対の強引な父親から言われて、仕方なく一週間フレンチブルドッグのペスを預かることになってしまう。ところがその時、聞き慣れぬ関西弁で、まるでおっさんのような声が……。「腹へったのぅ。ごっつメシ食いたい」この部屋には自分しかいない。ペスが人間の言葉をしゃべっている…。「交尾したいのぅ。ごっつ交尾したい」しかも、ペスの下品なつぶやきは直喜にしか聞こえないらしい。 犬の声が聞こえるようになった直喜とおっさん声の割には天真爛漫な犬のペスの、すごく楽しくて、少し切ない、奇妙な二人?の大冒険が始まる……
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ドラマ版 ネコナデ萌えてたまるか、たかが幼獣。 仕事一筋の部長が、人生で初めて癒されたのは子猫だった。 「真の癒しを手に入れるには、まず自分が変わらなければならない」 鬼塚汰朗。45歳、人事部長。冷血に社員をリストラし、会社でも家でも自分自身を律してきた男が、初めて心の底から癒されたものは猫だった… 株式会社デジタルドラグーンはロボット等を開発するIT関連企業。鬼塚汰朗は、その人事部長。ITバブルで膨れ上がった社員を冷徹にリストラし続ける男。通称「鬼汰朗」鬼塚は笑うことなく、冷静沈着、威圧的な風貌、社員の誰もが恐れていた。 今日も厳しいリストラ勧告を終えたその帰路。深夜までやっているドラッグストアで胃酸を押さえる薬を購入し、いつもの公園で飲んで、ベンチで一息つく鬼塚。そこで若いカップルがはしゃいでいる。足下には段ボールに入れられた子猫が数匹。鬼塚は「責任が持てないならちょっかいをかけるな」と一喝する。残された数匹の子猫。純粋無垢な目の輝き、愛くるしい仕草。鬼塚は誘惑に負けそうになる、が。「ネコナデ声はやめろ」鬼塚は公園を後にするのだった… 第一話 孤独じゃない男 第二話 気の迷いは、きっかけのシグナル 第三話 人生の辻褄は、ずっと後から合ってくる 第四話 世間じゃ、それを癒しと呼ぶ 第五話 一分いくらで働いてますか? 第六話 宝物のしまい場所 第七話 分かってないのは自分だと、認めたくない年頃 第八話 自分の限界値の、意外な低さに気付く時 第九話 久々に会った友人に全然変わらないねって言われて嬉しいですか? 第十話 人生のピークは、今だと言える勇気 第十一話 ふとした事で、逆上がりができるようになった時の気分 最終回 いつもの風景が、違って見えたら、吉日
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ドラマ版 幼獣マメシバ犬なんて100パー無理。 口だけ達者な中年ニート、生まれたばかりのマメシバを連れ、母を訪ねて旅立った。 第1話「自分の部屋から半径3キロ以内で、全然生活できるのだ。」 祭壇には芝良男(笹野高史)のピンボケた遺影が飾られている。芝家では、急な事故で一昨日亡くなった良男の葬儀が行われ、ごく身内の親戚たちがそのピンボケた遺影を眺めながら急な不幸に浸っていた。 鞠子(藤田弓子)が、振る舞いの鮨桶を台所で洗っていると背後に気配が。振り向くと、一人息子の二郎(佐藤二朗)が写メを撮影して去っていった。二郎はその足で祭壇へ向かい、パシャパシャと写メを執拗に撮りまくった。 親戚からは大ブーイング。「葬式にも出ないで何やってるのよ」「またブログに載せようと思ってるんでしょ」35歳で無職のパラサイト中年・二郎は、親戚中の鼻つまみ者だった。適当に毒を吐いて去っていく二郎。二郎の唯一の理解者の財部(高橋洋)からも態度をたしなめられるが、まるで聞く耳を持たない。 ここ一帯の土地は芝家の持ち物で、二郎はその正当な相続者だった。親戚は、二郎がこのままだと芝家が心配だと鞠子を責めた。 数日後、相変わらず引きこもっている二郎の部屋に財部がやって来た。 鞠子から預かった、と渡された封筒の中には「芝一郎」名義の通帳が入っていた。「誰よ一郎って?隠し子でもいたの?」財部の問いかけに「知らんよ勿論」と返す二郎。 と、庭から犬の鳴き声が。そこに居たのは、生まれたばかりの鞠のようにモコモコなマメシバの子犬だった… 第2話「時として人生は、誰かの思惑に逆らえないのだ。」 第3話「社会は、甘くない時はとても甘くないのだ。」 第4話「どん底を経験すると、その後少し前向きになれるのだ。」 第5話「人の気持ちは、小鳥を持つ様にやさしく掴むのだ。」 第6話「旅の恥は、なかなか掻き捨てられないのだ。」 第7話「間に入って「まあまあ」と丸く収めるのは、才能なのだ。」 第8話「人の取柄は、気付かなければ一生開花しないのだ。」 第9話「ちゃんと気持ちを伝えた事が、生きてて一度もなかったのだ。」 第10話「神様を信じてもいいかと、一瞬だけ思ったのだ。」 最終話「思えば遠くに来たもんなのだ。」
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テレビばかり見てると馬鹿になる人生なんて、暇つぶし。 人気セクシー女優・穂花(ほのか)、待望のスクリーン・デビュー!!山本直樹×亀井亨で贈る新時代エンタテインメント! 有紀(穂花)はゴミだらけの狭いワンルームで、テレビを見ては眠りにつくという生活を続けてもう5年になる。 訪ねて来るものといえば、NHKの集金と実家の母親から送られてくる食料の配達。そして、伊藤(三浦アキフミ)と山崎(大橋てつじ)の2人だけ。 伊藤はインターネット上で有紀と知り合い、彼女の部屋に小型カメラを設置し、ネット配信している男。定期的にやって来ては、カメラによく映るようにして有紀を抱く。有紀は習慣としてご飯を食べる。お腹が満たされれば、また眠る事が出来る・・・ただ、それだけ。夜通しテレビを眺め、やがて朝が来る。 そこに、母親から頼まれ、有紀を社会復帰させようと、カウンセラーの馬戸(田村泰二郎)が現われる。「テレビばかり見てると馬鹿になりますよ」と、あれこれ話しかけるが「ぬかに釘」である。そんな有紀に馬戸はシンプルな提案をする。じゃんけんをして、負けたほうが外に出ると。だがその時、凶暴で少し頭の弱い山崎が現われた…。
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観察 永遠に君をみつめて男は、女を「見続けた」 女は、男に「見せ続けた」 これは、40年に及ぶ「愛の奇跡」 緒川たまき主演、豪華キャストで贈る大人の純愛ファンタジー 少年・茂樹は10歳の頃、自分の部屋をはじめてもらう。父親に買って貰った天体望遠鏡を覗くと、弥生という少女が見えた。そして、茂樹は一瞬にして彼女に心を奪われ、弥生を見続けた。 茂樹の「観察」は大人になっても続いた…茂樹は誰も傷つける事はなく、自分も傷つかないように静かに暮らしている。元同僚の美咲と愛のない結婚をし、子供も一人生まれて家庭は順調だった。そして、弥生も結婚して娘が一人いる。それでも尚、茂樹は依然と弥生を見続ける。「自分の部屋」を確保し、家族には秘密にしたままで。 だが、そんな茂樹の平和な家庭にも終わりが訪れる。長年に渡り弥生を覗いていた事が美咲に見つかり、茂樹は一人になった。月日が流れ、50歳になった茂樹。ある日、弥生からの荷物が届いた。その中には、弥生の心が入っていた。そして茂樹は全てを知る、自分の愛の本当の意味を…
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ドラマ版 イヌゴエ僕の声、聞こえてますか? 独立U6局の大人気ドラマ!しゃべる犬と、不器用な青年の不思議な友情を描くハートウォーミングコメディ! 第1話「笑う門には犬来る!?」ゲスト犬:ゴールデンレトリバー 喫茶店のマスター大輝は店が流行らず、店の家賃も4ヶ月滞納し、バイト代も払えず大家の郁美とバイトの由美絵はホトホト困り果てているなか、問屋の親父に騙されてお詫びにフレンチ・ブルドック(ペス)を送られる。 犬嫌いの大輝は仕方がなくペスを飼うことになるが、その時を境に大輝は犬の心の声が聞こえるようになる。大輝は起死回生の為に喫茶店からドッグカフェに改装する事に―。 第2話「犬にも衣装!?」ゲスト犬:ミニチュアダックスフンド 第3話「溺れるものは犬をもつかむ!?」ゲスト犬:柴犬 第4話「笑う門には犬来る!?」ゲスト犬:パグ ある日プル(パグ)と飼い主の高尾が店にやってくる。プルは『赤い靴』や『しゃぼん玉』等の悲しげな童謡を歌い、高尾は激しく咳き込んでいた。翌日、大輝は高尾の本『ホスピス~終末医療~』を発見して、動揺してしまう。閉店後、『蛍の光』を歌うプルを抱いた郁美が現れると、高尾はホスピスに入るのでプルを託されたという。 それを聞いた大輝はプルを奪い、ペスと共に高尾のもとに走り出す―。 第5話「芸は犬を助ける!?」ゲスト犬:ポメラニアン 第6話「勝負は犬の運!?」ゲスト犬:ドーベルマン 第7話「犬の耳に念仏!?」ゲスト犬:ビーグル ビーグル犬のジローを連れた老人友蔵は、店内で堂々とタバコを吸っていた。由美絵は犬が嫌がるからと説得するが、友蔵は人間が犬に気を使ってどうすると言って止めようとしない。大輝がシロの声を聞くとむしろタバコの煙を喜んでいた。 数日後、友蔵は一人でふぇありぃに訪れる。ジローの様子を聞くと数日前に死んだという。シロのお墓を建てさせるためお寺に出向いた3人だが、一切興味を示さない友蔵。そして、ジローの火葬の時を迎える―。 第8話「前門の犬、後門の…!?」ゲスト犬: 第9話「張子の犬!?」ゲスト犬:ジャーマンシェパード 最終話「有終の犬!?」
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ガチバン3 武闘宣戦熱く生きなきゃ、不良〔おとこ〕じゃねぇ。 豪華新メンバーで贈る、大ヒットヤンキーアクションシリーズの最新作! 衣笠男子高の最強無敵男、八重樫拓海(窪塚俊介)との激闘の末、ヤンキー大連合集団“ブラックどくろ団”の番長の座を拓海から引き継いだ、森紋児(佐野和真)。しかし、不良界での全国制覇を目指す紋児は、拓海の功績に胡坐をかき、腑抜けてしまった“どくろ団”団員たちに不安を覚える。そんな中、網走から早乙女怜(渋川清彦)が転校してくる。紋次は北海道でその名を轟かしていたと言う怜と衝突しそうになるが、怜の熱い生き様に惚れ込み、仲間に入れた。怜に触発された紋児と“どくろ団”は、次々に他校の番長たちを、ぶちのめしていく。抗争を続ける紋児、怜、どくろ団の絆が深まりつつある時、街一番の強敵、山本学園のガフ(脇知弘)が出現して、最悪の展開になってしまう…
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ガチバン2 最凶決戦ハンパな奴らじゃ、敵わねぇ。 最強伝説は終わらない。ハイテンション・ヤンキームービー第2章!!不器用な不良たちのハイテンションなヤンキームービー!! 八重樫拓海は3年前に、ヤンキー仲間の沢村と古田とで、番長になる“誓い”を立て、名立たる猛者をぶちのめし、最強の敵城島秀人をなぎ倒して、ヤンキー連合【ぶらっくドクロ団】の団長になった。その後も、名を挙げたいヤンキー達の拓海に対する奇襲は後を絶たないが、降りかかる火の粉を蹴散らすように、次々と倒していた。 そんな拓海も高校3年になり、ヤンキー稼業も足を洗って、今後の進路を考えるようになる。そして、【ぶらっくドクロ団】の団長、留年した大河にその座を譲った。 そんな中、拓海の噂を聞きつけて、森紋児が転校してきた。紋児は、【ぶらっくドクロ団】を簡単にひねり潰す程の、最強の男であった・・・
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ガチバン1頂点(テッペン)目指して、本気(ガチ)になれ! 不器用な不良たちのハイテンションなヤンキームービー!! 生まれながらに喧嘩が強い拓海は、古沢と三上の3人で“三羽カラス”として恐れられていた。中学を卒業した3人は別々の高校に進み、それぞれの学校で番長になると誓いを立てた。 入学早々、拓海は2年の不良グループを秒殺で倒した。番長の座も目の前に見えていた。だが道のりはそう簡単ではない、拓海の通う衣笠高校には停学中の最強の不良、城島が戻ってきた。城島は屋上で戦国武将のように座り、その後ろには合戦旗が靡いている。法螺貝を吹き、いざ出陣して3年の番長をぶっ倒した。そんな城島の存在を知った拓海の親友、大河は拓海を番長になるようかきたてる。 その頃、童貞の拓海はアヤという娘に恋をしていて、ヤンキーには興味を失いつつあった。腑抜けになった拓海に呆れ、かつての仲間達は別れを告げた。すでに別の高校で番長になっていた三上の前に、家来を引連れ城島が現れた。手下どもを使い集団で三上を病院送りにした。三上の復讐を誓う大河は、拓海に相談するが我関せずの態度に業を煮やし、拓海に罵声を浴びせ、二人の友情は儚くも壊れてしまう。 何をやっても中途半端な拓海は、自分が本当は何をしたかを見失っていた…
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花咲くいろは突然の夜逃げ、突然の告白、そして突然の別れ――。 今までとは違う自分になりたかったという夢は、急に現実となりました。 私、松前緒花の平凡な日常は1日にしてドラマチックな展開を迎えたのです。 通い慣れた、それでいてあまり愛着のない街を出て、 話したことや会ったこともない祖母の元で暮らすのです。 大正浪漫あふれる温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)。 そこで出会う人たち。 花の芽が地上に出て新たな世界を知るように、 私も、今までとはまったく違う、新しい生活を始めます。 それは辛いことかもしれません。 でも、めげても、くじけても、泣きじゃくっても明日は来るんです。 だからこそ私は頑張りたいんです、そして輝きたいんです。 太陽に導かれるよう咲く花のように いつか大輪の花を咲かせられるように……。
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かんなぎ地区展に出品する木彫りの精霊像を作り終え た美術部員の御厨仁(みくりやじん)。 すると、その精霊像が突然顕現し、女の子に なって動き・喋り出した! 「あなたは、樹の精霊さんなんでしょうか?」 電波な事を尋ねる仁に対し、その女の子は 「わらわこそ、この大地の母なる産土神(う ぶすながみ)じゃ」 彼の予想の右斜め上の答えを告げる。随分と 気軽に現れた神様に戸惑いつつ、 彼女の依代となったご神木の事情を説明する仁。 そして、彼女を襲うケガレと呼ばれるその土 地の不浄物。 人には触れられぬケガレに成す術のない残念 な自称神様だったが、 仁は割と簡単にそのケガレを掴み、何事も無 かったかのように ポイっとしてしまう。 「なんでじゃーーーーーーーー!!」 そう言いながら綺麗な弧を描き、彼のみぞお ちにかまされたローリングソバット。 落ち込む神様、戸惑う仁。そして、落ち込む 神様に訪れたリベンジの刻。 自ら作った特殊な武器を持ち、ケガレに挑も うとする神様。そして彼女は叫ぶ 「美少女土地神ウブスナガミ! ケガレは根 こそぎ許さない!」 なんとも言えない気持ちになる仁に脇目も振 らず、リベンジを果たす神様。 そして告げられる。 「わらわはナギ。この神樹と同じ名じゃ。」 今ここに、ナギと仁とその他色々な人が繰り 広げる、 お茶の間感覚伝奇ストーリーが生まれる!!
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カードファイト!! ヴァンガードこの物語の主人公「先導アイチ」はちょっと 気弱でクラスでも目立たない中学三年生の男 の子。 常に後ろ向きで目立たないように毎日を送っ ていた アイチだったが、一つだけ心の支えがあった。 それは子供の頃にもらったあるカードゲーム のカード、 「ブラスター・ブレード」。そのカードが きっかけで カードファイトを始めた彼の日常は大きく変 わり始める。 カードゲームの名前は「ヴァンガード」。 「惑星クレイ」と呼ばれる異世界を舞台とした ヴァンガードは、斬新なゲームシステムによって 世界中で空前の大ブームを巻き起こしていた。 ヴァンガードの面白さに魅せられたアイチは、 ヴァンガードファイト(対戦)を通して「戸 倉ミサキ」や「葛木カムイ」といった仲間た ちや、沢山の好敵手(ライバル)たちと出会う。 彼らと切磋琢磨する中で、アイチは充実した 日々を過ごし、成長していく。 そんなアイチには、心に決めた一つの目標が ある。 それは「櫂トシキ」というヴァンガードファ イターと 再び闘うこと。 櫂トシキ…孤高で冷淡な性格の持ち主で、 ヴァンガードにおいて圧倒的な強さを誇る高 校生。 アイチがヴァンガードと出会うきっかけを作った 人物でもある。 アイチにとって、櫂は自分を救ってくれ、 ヴァンガードへと導いてくれた 先導者(ヴァンガード)なのだ。 アイチはヴァンガードの腕を磨くため、 今日も全力で走り続ける。 憧れの存在である櫂と闘い、 認められるその時を夢見て―――!
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とある魔術の禁書目録<インデックス>2舞台は総人口230万人弱、東京西部の大部分 を占める巨大な都市。 その人口の約8割が学生ということから、 『学園都市』と呼ばれていた。 学園都市の生徒達は、超能力を発現させるた めの特殊なカリキュラムが組まれていて、 その能力によって、『無能力』(レベル0)か ら『超能力』(レベル5)までの6段階で査定さ れていた。 主人公・上条東麻(かみじょうとま)は、学園 都市の高校生だが、その評価は落第寸前の無 能力(レベル0)。 なぜなら彼の右手には”異能の力ならなんで も打ち消す”『幻想殺し』(イマジンブレイ カー)と呼ばれる能力が宿っていたからだ。 夏休みに入ったばかりの比、彼の部屋に純白 の修道服のシスターがいきなり空から降って きた。その少女はこう言った。 自分は”魔術”の世界から逃げてきた――と。 自らを『禁書目録』(インデックス)と名乗る 彼女を追って、”魔術師”が現れる。 ”魔術師”の狙いは、インデックスの頭の中に あるという”10万3000冊”の”魔術書”だという。 いやおうなく巻き込まれた戦いの中で、イン デックスにかけられていた魔術をその右手で 破壊し、その悲しい運命から解き放つことと 引き換えに、自分の記憶を失ってしまう。 記憶を失っていることを知られないように 日々を過ごす東麻だったが、その身に次々と 事件が降りかかる。 学園都市の超能力者第3位に位置する”エレク トロマスター”の御坂美琴を、その直面して いた悲劇から救い出すために、学園都市第1位の ”一方通行”(アクセラレーター)を倒すことに なったり、世界規模で発生した大魔術”エン ゼルフォール”を食い止めることになった り、”科学サイド”と”魔術サイド”の対決を画 策する魔術師と対決することになるなど、科 学と魔術の両方世界をまたいでその右手を 使って事件を解決していく。 そして2学期が始まってすぐのある日、新た なる、そしてさらなる大きな事件に東麻は巻 き込まれる。 ―”科学”と”魔術”が再び交差するとき、物語 は始まる。―
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薄桜鬼二六〇年あまり続いた江戸時代が終焉を迎え、明治という新たな時代が幕を開け始める。 しかし、そこには士道を貫かんと、身命を賭して戦い続ける男たちがいた。 薩長土を中心とした新政府軍と、徳川家臣を中心とした旧幕府軍との熾烈な争い―― 戊辰戦争に身を投じていく新選組。 自らの宿命に手繰り寄せられるように、彼らは苛烈な道へ歩を進めていく。 慶応四年一月。鳥羽伏見の戦いに敗れ、江戸へ戻った新選組。新政府軍との再戦を望む彼らに待っていたのは、甲府城で敵を迎え撃つこと。 己の信じた士道に従い戦いをあきらめない土方らに、千鶴も決意をもって接することとなる。 また、新たな勢力の拡大によって、羅刹と鬼の関係にも変化が生じていくのだった。