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いっぽう日本昔ばなしむかしむかしの日本のお話。桃太郎は鬼退治へ行き、ウサギはタヌキに敵討ち、 華やかな英雄譚から涙止まらぬ悲劇まで、その物語は現代まで語り継がれ愛されています。 これは、そんな物語のいっぽうで繰り広げられた、地味で醜悪でどうでもいい物語。
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うちの師匠はしっぽがないいつか人間を化かしてみたいと夢見て、 大都会・大阪へ飛び出してきた豆狸の女の子・まめだ。 しかし、磨き上げた術はうまくいかず、 挙句の果てには「落語家」と名乗る黒髪の美女に一目で見破られてしまう。 美女の正体は人気落語家・大黒亭文狐。 術ではなく芸で人を化かす文狐の落語に感動したまめだは、弟子入りを志願する―――! 笑う門にはたぬきたる。 大正上方落語ファンタジー、ここに開演!
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浦島坂田船の日常学校生活ーーそれは誰もが一度は経験するかけがえのない日々。 クラスの人気者になれば誰もが羨むハイスクールデイズを送れると相場は決まっていた。 転入生であるうらたは高校デビューを華麗に決めようと どきどきしながら教室の扉を開こうとしたーーその時だった。 立ち塞がったのは同じく高校生の志麻、坂田、センラ! 彼らは敵か味方か、それとも一体……!? わくわくどきどきな転校”青春”ストーリーが今、幕を開けるーー!
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戦刻ナイトブラッドある日、結月はスマホから突然放たれた謎の光に包まれ、気が付くと見たこともない場所にいた。 彼女の目の前に広がる風景は、まるで戦国時代の日本―― そこは、吸血鬼や人狼などの人ならざる者が暮らす『神牙(しんが)』と呼ばれる異世界だった。 その昔、『神牙』は特別な血を持つ姫神子の加護の元、それぞれの種族は平和に暮らしていた。 しかし、ある日忽然と姫神子が消えてしまう。 姫神子の加護を失った『月牙族(げっがぞく)』と呼ばれる武将たちは、天下統一を目指して争い始め、世は正に戦乱の時代を迎えていた。そして、その混乱に呼応するかのように、人々を襲う謎の化物『厄魔(やくま)』もまた、各地で跳梁跋扈していた。 豊臣軍を率いる武将・豊臣秀吉は、戦場で助けた結月を自軍に迎え入れ、ふとしたきっかけで彼女の血に月牙族を覚醒させる力がある事を知る。 そして、織田、上杉、武田、真田、伊達の各軍もまた結月の血が持つ力を知り、それぞれの思惑の元、結月を求めて動き始める。 「異世界から来た娘を探して」と茶釜を背負った白いたぬき、イマリに言い残して消えた姫神子。増え続ける厄魔……。武将たちは結月の力に触れ、何を守り、誰と戦うのか。戦乱の異世界を舞台に新たな物語を紡ぐ――。
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うどんの国の金色毛鞠『うどんの国の金色毛鞠』は通称“うどん県”で有名な香川県を舞台にした作品。 父親の死に際し生まれ故郷へ帰った主人公・俵 宗太(たわら そうた)が人間の子供の姿に化けたタヌキのポコと出会い、 ポコや親友の中島、姉、初恋の同級生など周囲の人たちとの生活を通じて成長していく物語。
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浦島坂田船チャンネル歌い手グループ「浦島坂田船」(メンバー:うらたぬき・志麻・あほの坂田・センラ)のユーザーチャンネルです。