30デイズ・ナイト
北米最北端の地、アラスカ州のバロウ。そこは、冬になると決して太陽が昇る事のない30日間
の極夜が訪れる。この街を守る二人の保安官であり、夫婦でも
あるエバンとステラは極夜の始まる日、飼い犬の惨殺事件、さらに突然の停電と、電話回線の遮
断に遭遇する。事態を解明すべく発電所に急行したエバンが目
にしたのは、無残に変わり果てた管理人の姿だった―それは、迫り来る悪夢の序章に過ぎなかっ
た。極夜の暗闇に乗じて、血に飢えた襲撃者たちが凄惨な殺戮
を開始する。それは、歴史の闇を司るヴァンパイアの集団だった。