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進撃の巨人 The Final Season「その巨人はいついかなる時代においても、自由を求めて進み続けた。 自由のために戦った。名は――進撃の巨人」 ついに明かされた壁の外の真実と、巨人の正体。 ここに至るまで、人類はあまりにも大きすぎる犠牲を払っていた。 それでもなお、彼らは進み続けなければならない。 壁の外にある海を、自由の象徴を、まだその目で見ていないのだから。 ――やがて時は流れ、一度目の「超大型巨人」襲来から6年。 調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を敢行する。 「壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。ずっとそう信じてた……」 壁の中の人類が、初めて辿り着いた海。 果てしなく広がる水平線の先にあるのは自由か、それとも……? エレン・イェーガーの物語は、新たな局面を迎える。
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牙狼<GARO>-炎の刻印-国王の側近が、大規模な「魔女狩り」を行った。 しかし、被害に遭ったのは「守りし者」であるはずの魔戒騎士や、魔戒法師たちだった。 ひとりの魔戒法師が、火刑に処されながら、赤ん坊を産み落とす。 それは、黄金騎士の血を引く者。 赤ん坊は、魔戒騎士の父によって命を救われたが、母の胸に抱かれることは一度もなかった・・・。 時が流れた。赤ん坊=レオン・ルイスは、少年へと成長していた。 果たして彼は、黄金の鎧を受け継ぐことができるのか。 ・・・今や国の実権は、かつての国王の側近が握っていた。 国王の父は病の床に臥せ、母と共に国を追われた王子アルフォンソ。 彼は国を取り戻し、民を救うため、伝説の光の騎士を捜し続ける。 しかし、その王子もまた、数奇な運命の星の下に生まれた存在だった。 レオンとアルフォンソ――ふたりの少年をめぐり、物語が動き出す。