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テイルズ オブ ルミナリア The Fateful Crossroad「こんなことをして、何が正義だ! 答えろ、ユーゴ!!!」 かつて、この地には山のように巨大な獣たちが生きていた。その骸の周りは「マナ」に溢れ、そのマナを求めた人々が集まり、いくつかの国が生まれた。いつしか人々はマナの源たるその獣たちを「源獣」と崇め、共に暮らすようになった。これが源獣信仰の始まりである。 そして、時は流れ――。 源獣信仰を基盤とした国々によるユール連邦と、独自技術によって飛躍的に発展を遂げたジルドラ帝国の間で戦争が勃発。以後、戦争は激化を辿っていく。 連邦の若き騎士候補生レオはある任務のため、幼馴染で同じく候補生のセリア、教官のリゼットと共に、かつて帝国領だった国境付近の街、リュンヌを訪れる。 しかし、そこに現れたのは祖国を裏切り、帝国の兵士となった友、ユーゴだった――。
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佐々木と宮野女顔がコンプレックスな腐男子の宮野由美(みやのよしかず)は、ある夏の日、校内で喧嘩の場に遭遇してしまう。勇気を出して止めに入ろうとしたとき、宮野の肩を押し留め、代わりに向かってくれたのはちょっとだけ不良な先輩・佐々木秀鳴(ささきしゅうめい)だった。 それ以来、なぜか佐々木に気に入られてしまう宮野。 あろうことか「好きなマンガを貸してくれ」と言われ――!? そして佐々木は、瞳を輝かせてBLを語る宮野に、少しずつ惹かれていく…。
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終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?いま俺は、彼女たちの終わりに手を貸している 妖精兵器と呼ばれる少女たちと生き残った準勇者との儚くそして切ない物語。 地上を正体不明の怪物である〈獣〉たちに蹂躙され、人間を含む多くの種族が滅ぼされた後の世界。かろうじて生き残った種族は地上を離れ、浮遊大陸群(レグル・エレ)と呼ばれる空飛ぶ群島の上に暮らしていた。500年後の空の上で目覚めたヴィレム・クメシュは、守りたかったものを守れず、それどころか自分一人だけが生き残ってしまった絶望から世捨て人のような生活を送っていたが、思いもよらず始めた兵器管理の仕事の中で、ある少女たちと出会う。