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運命警察「運命警察」…それは、一度死んだ者たちが所属するあの世の組織。運命組織のエージェントであるコードネーム・セブン(片寄涼太)とその上司・ゼロ(水野美紀)。この世界では「すべての人の人生は運命によって決まっており、それを変えてはならない」というルール。二人の任務は現世の人々の運命が、事前に決められたとおりに進んでいるかを監視すること。しかしある日「女優になる」という夢を胸にしまい込みながら清掃会社で働く主人公・長野命(ながのみこと)(江藤萌生)の運命がずれ始めていることに気がつきます…!それを阻止するため、福田七男として現世に降り立ったセブン。二人は命の夢と人生、そして運命にどう関わっていくのか…?
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生きるとか死ぬとか父親とか主人公・蒲原トキコ(吉田羊)は20年前に母を亡くし、今では父の蒲原哲也(國村隼)がたった一人の肉親。愛嬌はあるが破天荒な70代の父、独身で勝気な40半ばの娘。ひとたび顔を合わせればギクシャクし一度は絶縁寸前までいった二人だが、今では時々外食しながら話をする関係になっている。そんなある日、トキコは父についてのエッセイを連載することになった。ネタ集めのため父に会うたびいろいろな家族の思い出を聞く。しかしそれは楽しい記憶ばかりではない。母との出会い、全財産の喪失、そして他の女性の影…。父への愛憎と家族の表裏を描く、普遍にして特別な家族の物語。
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コタキ兄弟と四苦八苦真面目すぎてうまく生きられない兄・一路(いちろう)(古寛治)と、そんな兄をみて育ったせいか、ちゃらんぽらんにしか生きられなくなった弟・二路(じろう)(滝藤賢一)。無職の残念な兄弟が、ひょんなことから始めることになった「レンタルおやじ」を通して孤独な依頼人たちと関わり、様々な無茶ぶりに“四苦八苦”しながらも、どうにか生きていく人間賛歌コメディ。