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RED GARDEN同じ学園に通うケイト、ローズ、レイチェル、クレア。 その日、少女たちは朝から身に覚えの無いおかしな感覚を感じていた。 怪訝に思う少女たちに伝えられる、クラスメイト・リーズの突然の死。 その日の暮れに、 悲しみのなか、まるで導かれるようにして少女たちはひと気の無い夜の倉庫街に集まった。 普段、接点の無い少女たちに、奇妙にも一致した今朝の違和感、そして昨夜の記憶だけの消失。 響いてくる足音に目を向けると、見慣れない奇妙な男女が現れた。 そして、信じられない事を口にする…。 「あなたたちは、死んだのよ」
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うたわれるもの過去の記憶も、自分の名前さえも、一切を失って瀕死で倒れていた青年。彼が目覚めたのは亜人たちの暮らす自然豊かな世界。そして、彼の顔には、外すことのできない奇妙な“仮面”が被せられていた。 青年は、村長(むらおさ)の孫娘・エルルゥに助けられ、傷が癒えるまで村長の家で暮らすことになる。集落の人々とも打ち解け始め、彼の知略と勇気によって集落が“危機”から救われたことがきっかけで、青年は村長から「ハクオロ」と名付けられ、人々にとって次第になくてはならない存在となっていく。 そんなある日、事件は起こった。藩主の横暴に抵抗したことで、村長が凶刃に倒れたのだ。村人たちの抑えられていた怒りに火が付き、やがて一斉蜂起へと事態が急速に進展する。叛乱軍の長として、戻れぬ道を歩み始めたハクオロ。しかしそれは仮面に隠された謎と真実を探求する、長い旅路の始まりでもあった・・・。