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キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II科学技術が発達した、機械仕掛けの理想郷「帝国」。 超常の力・星霊術を駆使し、“魔女の国”と恐れられる「ネビュリス皇庁」。 二国は長きにわたる戦争を続けてきたーー。 帝国の最高戦力イスカと皇庁の王女にして“氷禍の魔女”アリスリーゼは、 激闘の中で互いの素顔に触れ、 その生き方と理想に惹かれ合う好敵手となった。 独立国家アルサミラで帝国と皇庁の謀略を打ち砕いた二人は、 再会を誓ってそれぞれの道へと進むが、意外な形でその約束を果たす。 アリスの妹シスベルと取り引きを交わし、護衛として皇庁に潜入するイスカ。 シスベルの捜索隊として皇庁の都市リースバーテンを訪れるアリス。 偶然の再会は二人の心をさらに燃え上がらせるが…… 同時に皇庁内では帝国の内通者「純血種・被検体E」が暗躍し、 帝国の「特務・女王捕獲計画」が動き出そうとしていた。 否応なく引き裂かれようとするイスカとアリスは、 その運命に抗うことができるのか――。
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キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦科学技術が高度に発達した機械仕掛けの理想郷「帝国」。 超常の力を駆使し、“魔女の国”と恐れられる「ネビュリス皇庁」。 百年にわたる戦争を続けてきた両国には、二人の英雄がいた。 最年少にして帝国の最高戦力となったイスカ。 ネビュリス皇庁の王女にして“氷禍の魔女”の異名を持つアリスリーゼ。 戦場でめぐり逢った二人は、命を賭して戦う宿敵となった。 国を、家族を、仲間を守るため、決して譲れない矜持と矜持をぶつけ合う。 しかし、激闘の中で互いの素顔に触れた二人は、その生き方に、その理想に惹かれてしまう。 ともに歩むことはできず、残酷な運命に翻弄されるとわかっていても。 ……そんな二人を嘲笑うかのように、世界の緊張はなおも高まり、大国の謀略が交錯しようとしていた。 分断された世界、それでも少年と少女は想いを募らせていく――。