明けましておめでとうございます。

定期的に更新していたはずのブロマガでしたが、
気が付けば昨年の11月くらいから冬眠した模様で、

また暖かくなるころに戻ってくるのではないかと、
そんな予感がしている今日この頃ですが、いかがお過ごしですか。


鉄塔です。


2018年が始まって、もう10日ばかり経とうとしております。
新年気分はどこへやら、すでに平常運転で過ごしている方も多いのではないかと思います。


引っ越しをしてから初めての年越しということもあり、
近所にある神社に新年のご挨拶ということで、
先日、初詣に行ってきました。


猫たちにお守りをそれぞれ1つづつ買ってやり、
自分は新年を占う意味も込め、御神籤を。


結果は『中吉』。


上から3番目。まあ、そこそこといった具合です。
書いてある文言も概ねポジティブなものばかり。


願望:早く叶いて喜びあり
待人:さわりなく来る
失物:必ず出る 早く探せ


良い感じです。
失物の「早く探せ」という語気の強さに、ちょっと引っかかりを覚えますが、
相手は神様なのだから上から目線も仕方がありません。
神様ですから。大抵、上に居るっぽいですし。

この間、我が家の猫がテレビのリモコンを落とし、その拍子に電池を入れる蓋が外れ、
おまけにその蓋で遊んだようで、どこかに失せてしまったのですが、

早く探すようにしましょう。


旅行:何れに行くも損なし
学問:自己への甘えをすてよ
相場:買え 大利あり


旅行が良い感じなのはありがたいです。
今年の目標は「出掛ける」なので、後押しされている感じがします。

相場の「買え」が、なんか脅しっぽくて怖いですが……、
今流行りの仮想通貨でも買ったら儲かるのでしょうか。
幾ら神様の言葉でも、やっぱりちょっと怖いですね。


恋愛:思うだけでは駄目
病気:信心により平癒す
縁談:あせらず静かにして居て思うようになる


さあ、お待ちかねの恋愛コーナー。
恋愛の「思うだけでは駄目」が深く突き刺さります。


『ああ、どっかに居ないかなぁ。どっかに良い人(猫が好きで、映画とゲームが好きで、お互いの趣味を理解していて、黙っていても積極的に話してくれて、自分の言うことによく笑ってくれて、一人の時間を大切にしてくれて、けれどそっけないという感じではなく程よいやつで、自分が書いた小説を読んだ際に「面白い」と感じているが、べた褒めはせず、なんか「面白く読んでくれたんだな」っていうのがじんわり感じる程度の反応を返してくれて、あと巨乳で眼鏡の似合う女性)はいないかなぁ』


……などと「思うだけでは駄目」ということですね。
そもそも「その思い自体が駄目」というケースもあるかもしれませんが……。


しかし、縁談の「あせらず静かにして居て思うようになる」という部分が気になります。

恋愛の「思うだけでは駄目」とは真逆にも思えるこの言葉。

恋愛の場合は何か自発的に動かなければ駄目だけれど、
縁談ならば、ただ呆然と過ごしていても良いお話が来る、ということなのでしょうか。


恋愛をせずにいきなり結婚話というのも、
旧時代的な雰囲気はありますけれど、つまりはお見合い的な何かということかも知れません。

ひょっとすると、今もどこかのオバチャンが、
僕のために素敵なお見合い相手(猫が好きで、映画とゲームが好きで――)を
探してくれているのかも。


とりあえず、信じて待つことに致しましょう。
神様の言うことなのですから。


閑話休題。


僕は毎年「映画を100本観る」という目標を掲げておりまして、
年の瀬や年初めに、前年度観た新作映画ランキングというものをやっておりました。

本年もやりたいと思ってはいたのですが、
残念ながら100本に届かず、81本で終了。

年末の大作やら話題作を殆ど観られていない状況なので、そんなランキングに何の意味が……、
とも思ったのですが、
毎週火曜日に行っている会員限定の雑談放送終了後に、
「御託は良いから教えろ」とのお言葉を頂戴しましたので、

前年度に観た新作映画の中で、僕がとても印象に残っている映画を数本挙げようと思います。


まず、1本目は『哭声/コクソン』。

國村隼さんが出演してる韓国のサスペンス映画です。
新宿武蔵野館に観に行きました。

二転三転するお話も面白かったですが、
とにかく、國村隼さんの怪演が凄かったです。

映画館で観たから恐怖感はひとしおでしたが、
家で観ると感覚は違ったものになるかもしれません。
あるいは笑ってしまうかもしれません。それはそれで良い気がします。


次は『ベイビー・ドライバー』。

僕の大好きな『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホットファズ』の監督、
エドガー・ライトの新作映画であり、
そしてケビン・スペイシー出演作とあっては、見逃すわけにはいきませんでした。

とにかくケビン・スペイシー。最初から最後までケビン・スペイシー最高でした。
それと、ストーリー終盤、色んな事があってそのまま終わり、ではなく、
一度ある過程を挟んでから終わっていくのが、
「ああ、そうだよね」ととても納得がいく展開だったのも良かったです。


『イップ・マン 継承』は、このブロマガだかツイッターでも書いた気がしますし、
言わずもがななので、あえて記すことは控えましょう。


最後は『パターソン』。

お恥ずかしながら僕は出演者も監督も知らず、
ただただ、どこかで話題に挙がっていた、という理由だけで観に行ったのですが、
これは観に行って大正解の映画でした。

バス運転手の1週間を追い掛ける、という、
ある意味、とっても地味なストーリーなのですが、
これがまあ、とにかく良かった。

具体的にどこがどう良かったのか、上手く文字に起こすことが出来ないのが悔しいのですが、
些細な日常の中にある、感情の起伏みたいなもの、
その一つ一つがとても大事なものなのだと感じました。

忘れたころにもう一度観ようと思います。


他にも面白かった作品は幾つかありますが、
それはまた別の機会で。

とりあえず年末見逃してしまった大作や話題作を観て、
「観ておけばよかった!」と歯噛みしようと思います。


以上、2017年に観た映画の感想でした。


とりとめもないブロマガになってしまいましたが、
こんな感じで、本年も何卒、よろしくお願いします。