note ワイン中心のmemo

ワインのラベルからわかること。

2013/06/10 12:59 投稿

  • タグ:
  • ワイン
  • ラベル
  • はじめてのワイン
  • 初級
  • フランス
前々回、ワインの大まかな分類について書きましたが、
今回は具体的にワインのラベルを見ていこうと思います。
日本にあるワインについては、基本的にラベルを見ればどのようなものかわかります。
以下の写真をご覧下さい。

ル・オー・メドック・ド・ジスクール(LE HAUT MEDOC DE GISCOURS)


ヴィンテージが違うだけで、どちらも同じワインのラベルです。
よく見ると'98と'06でラベルが少し変わってますね。
現行ヴィンテージは2008年。価格はだいたい2千円台後半。
3千円出せばまず間違いなく買えるはず。

このワイン、前回書いた『神の雫』に序盤で登場しています。
その頃は、2000年ヴィンテージで1000円台だと言うんだから、
今からしたら嘘だろうと思えるような話。『神の雫』登場後に、
約1,000円値上がりしたということですね。どんどん値上がりしますね……

ここで少しこのワインについて説明をします。
98年のラベルにも小さく書いてありますが、フランス産のワインです。

少し難しい話をします。
フランスには、原産地統制名称、通称AOCというものがあります。
法律はどんどん変わるものですので、僕も細かいところは詳しくありません。
しかし、フランスワインの中でも、最高級ワインに位置づけられるのが
AOCであることにはそうそう
変わらないでしょう。
AOCは、アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレの頭文字です。
スペルはお調べください。

AOCを名乗るためには非常に厳しい規制があり、
生産地域、品種、最低アルコール度数、最高アルコール度数、

最大収穫量、栽培法、剪定方法、醸造法、熟成条件、試飲検査があります。

またラベルには、①原産地名称、②原産地統制名称、③瓶詰め元の名前、住所
④容量、⑤アルコール度 の記載が法律で義務付けられています。
※意外なのは、ヴィンテージ表記は任意事項であることです。

他の国のワインでも同じようなことが言えるのですが、
どの国も厳しい法律を持っていること、また、表示に関する法律は
大雑把に見るとだいたい同じである為、ワインはラベルを見れば、

生産地域やら、それに伴いどのような品種で造られているかが(ざっくりと)わかります。

HAUT-MEDOCという言葉を最初に書いてありますが、
これはフランスのボルドーという地方にある地区の名前です。
HAUT-MEDOCというA.O.Cには、赤ワインしか存在しません。
また、使用して良いブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、
カベルネ・フラン、カルメネール、プティ・ヴェルド、マルベック。以上です。
これ以外のブドウ品種は使用してはいけません。使用するのであれば、
A.O.C HAUT-MEDOCを名乗ることは出来ません。

また、造り手によって差はありますが、この地域のワインは
カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られています。
つまり、その時点で「基本的な」味わいの傾向はわかります。

よって、ラベルによって生産地域等がわかれば、使用されている品種がわかり、
味の傾向がわかるということになります。もちろん、何度も繰り返しますが、
これは「基本的な」傾向です。その点は注意してください。

※13.07.06修正

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事