幻想郷警察署の情報掲示板

グランツーリスモ6(ビジョン グランツーリスモ)

2015/03/23 22:30 投稿

  • タグ:
  • GT6
  • グランツーリスモ
  • グランツーリスモ6
  • VGT
  • ソニー・コンピュータエンタテインメント
  • 山内一典
  • ポリフォ二ー・デジタル
  • PS3
  • !?

【ビジョン グランツーリスモ】
 「みなさんが考える、グランツーリスモをデザインしていただけませんか?」すべては山内一典からのその一言から始まりました。ビデオゲーム『グランツーリスモ』の名前の語源となった、Gran Turismo=GTとは自動車の世界では2ドアのスポーツカー、グランドツーリングカーを指します。

 その言葉を受け止めた世界の自動車メーカーから、今、続々と新しい「グランツーリスモ」が届けられています。「ビジョン グランツーリスモ」は自動車メーカーと「グランツーリスモ」とユーザーの皆さんでつくりあげる15周年の祭典です。届けられたクルマは『グランツーリスモ6』の中に順次登場し、皆さんがそのクルマを運転することで、祭典の輪は広がっていきます。

▲マニュアル

 グランツーリスモ・シリーズの15周年を祝って、世界のリーディング・ブランドから贈られる、デザイン・コンセプトカーのプレゼント。それが「ビジョン・グランツーリスモ」です。

 PlayStation®Networkに接続していると、『グランツーリスモ6』のオンライン・アップデートを通じて不定期に「ビジョン・グランツーリスモ」のクルマがアンヴェイルされます。アンヴェイルされたクルマはマイホームにある[ビジョンGT]で受け取ってください。クルマを選んで決定するとショールーム画面に進みます。ショールーム画面ではクルマのカラー選択の他、関連ムービーやスケッチを見ることもできます。

▲収録されているビジョン グランツーリスモ
■Vision Gran Turismo #01
●メルセデス・ベンツ/Vision Gran Turismo

「極上のスポーツコンセプトを体感せよ。「ビジョン グランツーリスモ」の第一号車」
 世界中の自動車メーカーやグローバルブランドが「グランツーリスモ」とそのファンに向けてコンセプトカーを開発するプロジェクト「ビジョン グランツーリスモ」。この画期的なコラボレーションの幕開けを飾るクルマが「メルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモ」だ。
 メルセデスのデザインチームは「狩りをするネコ科の大型動物」をイメージし、このモデルに俊敏さと優雅さを封じ込めた。官能的な曲線と力強く隆起したフェンダーが特徴的なボディは、メルセデスが伝統とするスポーツカーのプロポーションを踏襲する。フロントグリルの形状は、中央に星を掲げるメルセデス・ベンツのスポーツカーグリルの再解釈だ。その形は1952年、過酷さで知られた第3回パンアメリカーナを制した伝説的な300 SLを彷彿とさせる。
 アルミスペースフレームと、レースで多用されるカーボンファイバーを使用し、車両重量はたったの1,385kg。AMG製5.5L V8ツインターボエンジンはアクセルの微妙な操作にも瞬時に反応し、最高出力430kw(585PS)と最大トルク800Nm(81.6kgfm)を発生する。超軽量ボディとも相まって、パワーウェイトレシオは2.40kg/psを達成。そして群を抜くパフォーマンスを発揮するようにセッティングされたAMGスピードシフト7速スポーツDCTのおかげで、誰もが息を呑む運動性能を体感できる。
 エンジンに関して特筆すべきはサウンドだ。このクルマの発するパワフルなサウンドは、AMGの熟練したサウンドスペシャリストが「作曲」したもの。エンジンと排気系それぞれが奏でる音色が見事に調律され、どこを走っていてもサーキットの興奮を呼び覚ます。
 いっぽう前後のダブルウィッシュボーンサスペンションは、メルセデス・ベンツの長年のレース経験が反映されている。電子ディファレンシャルロック機構は動力を伝えるリアタイヤに最適なトラクションをもたらす。AMGセラミック・ハイパフォーマンスコンパウンド・ブレーキシステムは最適な減速性能を保証する。
 メルセデス・ベンツが提示する極上のコンセプトスポーツを、存分に堪能しよう。


Vision Gran Turismo #02
●BMW/Vision Gran Turismo

「栄光の70年代ツーリングカーに血を受け継ぐ最速ロードレーサー」
 1970年代、ツーリングカー選手権で大活躍を演じたBMW。その当時の興奮と熱気を現在に蘇らせるべく、BMWデザインチームがビジョン グランツーリスモのために生み出したのが、このモダンなロードレーサーだ。
 完璧なプロポーションと艶やかなシルエットは、静止状態にあってもスピードを感じさせるような躍動感に満ちている。 フロントとリアのスポイラーはその空力制御により適切なダウンフォースを生み出し、抵抗を低減するだけにとどまらず、カーボンファイバー製にすることで全体の軽量化にも貢献している。
 ボディ全体を彩るBMW Mのカラーリングは、クルマのエアロダイナミクスを強調し、さらにBMWモータースポーツとしての誇りや栄光を表現している。
 搭載されたテクノロジーにも一切の妥協はない。Mツインパワーターボの技術が注ぎ込まれたパワフルな3L直6エンジンは、404 kW(549PS)/6,200~7,300rpmという圧倒的なパワーを発生するいっぽう、わずか1,900rpmで680 Nm(69kgfm)という分厚いピークトルクを生み出す。その怒涛の力をリアアクスルへと伝えるシーケンシャル6速トランスミッションは、ステアリングコラムのシフトパドルで操作が可能だ。

 これだけのパワートレインを備えてなお、BMW ビジョン グランツーリスモはわずか1,180kgと劇的に軽く、しかも前後50:50という理想の重量配分を実現している。BMWのレースの血統と最新テクノロジーが融合した鮮烈なビジョン グランツーリスモ。ドライビングの衝動を刺激する1台だ。

Vision Gran Turismo #03
●三菱/コンセプト XR-PHEV エボリューション ビジョン グランツーリスモ

「モータースポーツ参戦によるノウハウとスピリットが注ぎ込まれたハイブリッドコンセプト」
 ダカールラリーや世界ラリー選手権(WRC)などで輝かしい実績を持つ三菱自動車が、ビジョン グランツーリスモのために企画したスペシャルコンセプトモデルが、この「三菱 コンセプト XR-PHEV エボリューション ビジョン グランツーリスモ」である。
 三菱自動車は、デザインチーム、先行車両研究グループ、空力技術開発グループなど、通常のモータースポーツ車両と同様の企画・開発体制によって、このスペシャルコンセプトモデルを創造した。

 スタイリングは、2013年の東京モーターショーに参考出品した「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」の基本コンセプトを踏襲しつつ、これまでの数々のモータースポーツ活動を通じて培ってきたノウハウを細部まで注ぎ込み、精悍なレーシングマシンに進化させた。
 デザインコンセプトである「アスリートフォルム」をさらに進化させ、走りの機能をよりアグレッシブに表現している。象徴的なフロントグリルは、三菱自動車の次世代SUVのアイデンティティのスタディであり、スリーダイヤマークを基点として後方に向かってウェッジしていく様は、アスリートがクラウチングスタートを切る瞬間の緊張感や瞬発力を表現している。
 プラグインハイブリッドEVシステムの先行開発技術を採用により、モーターのもつ瞬発力とエンジンの力強いトルクが、8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を介して4輪に伝達される。圧倒的な動力性能は、車両運動統合制御システム「S-AWC」によって4輪へ最適に駆動力を配分することで、ドライバーの意のままのハンドリングを実現している。また、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の採用によるボディの軽量化が、機敏な運動性能の実現に大きく寄与。前後のディフューザーを含むエアロフォルムが生み出すダウンフォースによって、高い旋回性能を実現している。さらに、20インチの大径アルミホイールが強靭な足腰を連想させ、力強い造詣の前後フェンダーは、まさに研ぎ澄まされたアスリートの筋肉とシンクロする。

 三菱自動車のスポーツスピリットあふれるスペシャルコンセプトモデルを、ぜひ堪能して頂きたい。

Vision Gran Turismo #04
●フォルクスワーゲン/GTI ロードスター ビジョン グランツーリスモ

「強烈な加速を体感せよ。「GTI」のDNAが息づくスーパーカー」
 この「GTI ロードスター ビジョン グランツーリスモ」は、フォルクスワーゲンが培ってきたスポーツマインドの代名詞「GTI」のDNAを受け継ぐ、とっておきのスーパーカーだ。
 そのデザインはGTIの栄光の歴史から成り立っている。あちこちに散りばめられた歴代GTIのデザイン要素は、このクルマの途方もないパフォーマンスの象徴だ。加えて個々のパーツが発する未来的なテイストも、このロードスターのドライビングの高揚感を視覚的に表している。強烈な加速を直接肌で感じるため、低くカットされたウィンドスクリーンなどがその端的な例である。
 心臓部に収まるのは3LツインターボのVR6 TSIエンジン。その最高出力は503 HP(510PS)に達する一方、665 Nm(67.8 kgfm)という絶大なトルクを稼ぎ出す。専用にプログラミングされた7速のデュアルクラッチトランスミッションも、サーキットでの圧倒的な加速と最速のシフトチェンジを実現している。
 ボディ前後には、空力的に最適化されたスポイラーが装着される。リアフェイスに統合されたディフューザーはダウンフォースを生み、4つのタイヤの接地荷重を高める。装着タイヤは20インチでフロントが235/35でリアが275/30。「GTI ロードスター ビジョン グランツーリスモ」はこの前後輪にパワーを伝える4WDで、磐石のトラクション性能を誇る。ストッピングパワーも申し分ない。前後ブレーキにはベンチレーテッド・セラミックディスクが奢られるが、その直径はリアが356mm、フロントは380mmに達する。
 「GTI ロードスター ビジョン グランツーリスモ」のイメージカラーはメタリックレッド。クラシックなGTIレッドをモダナイズした鮮烈なカラーリングである。
 艶やかなエクステリアと圧倒的なテクノロジーが融合し、魅力的で圧倒的なドライビング性能を実現したエクストリームスポーツ。サーキットを走るために生まれたこのマシンのステアリングをひとたび握れば、フォルクスワーゲンが誇る「GTIの世界」を誰もが実感するはずだ。

Vision Gran Turismo #05
●日産/CONCEPT 2020 Vision Gran Turismo

「レーシングカー並みのダウンフォースを実現した次世代GTコンセプト」
 日産はその80年に及ぶ歴史の中で、つねにスポーツドライビングの可能性を探ってきた。特にグランドツーリングを志向したGTカーにおいては、他の追随を許さない絶対的パフォーマンスと、日常域の快適性を両立し、独自のブランドを築いてきた。そしてここに来るべき近未来をイメージした次世代のGTコンセプト、「NISSAN CONCEPT 2020 Vision Gran Turismo(日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ)」を登場させる。
 デジタルの開発環境によって、デザイン表現、開発プロセスは革新的な進化をしている。デザイナーが、よりスピーディにその直観を表現できる環境が揃いつつある昨今、彼らのイマジネーションは「グランツーリスモ」というバーチャル上の環境へ、そのあるべき姿を具現化する可能性を見出した。英国の若手デザイナーたちによってバーチャルモデリングされたスタイリングスタディが、日本の開発拠点にいる若手エンジニアの魂を刺激し、国境をまたいだ各種の技術的検討、シミュレーションがなされ、今回「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトとして、その3Dモデル上のエンジンに火を灯すこととなった。
 英国ロンドンにある日産デザインヨーロッパにおいて、英国の長いレース文化、グランドツーリング文化に触れたデザイナーが示すスタイリングは、オーセンティックなシルエットと、そのディティールに日産らしく大胆かつ周到な技術的裏付けをもって進められた。2+2のキャビンを取り巻くフレームの前後には、しっかりとしたスタンスを感じさせる大胆な形状のフェンダーが、翼のように前後に嵌合(かんごう)する。
 オーガニックなフロントフェンダーと、ジオメトリックなリアフェンダーは、互いに絡まるようにタイヤを取り囲むことによって、前方から押し寄せる空気の塊を切り裂き、適切な機能に従ってボディ内部に導いている。フロントサイドインレットに入った空気は、ホイールの内側を通過し、フロントフェンダーアウトレット下部に配されたエキゾーストによって加速度的に引き抜かれるため、ボディは最小限の力で空気の壁を切り開いていく。その下流ではリアフェンダー内に流路を形成し、そのまま後方に空気が抜けていくことで、車両後方に発生する剥離渦を最小限に抑えている。空気の流れだけを見れば、このボディデザインが、箱状の見た目に反してル・マンレーサーのような構成になっていることに気づくだろう。
 リアのアクティブウイングは速度領域に従って昇降し、300 km/hにおいて実に400 kgを超える強力なダウンフォースをデフブロックに直接押し当てる。またアンダーフロアにおいては、フロア下に流入した空気をフロントフェンダーアウトレットへ導くフロントアップスィープと、リア大型ディフューザーが強力な負圧を発生し、レーシングカー並みの前後ダウンフォースを生み出している。このように、速度が空気を味方につけ、すべてを走りのために活かすアイディアが各所に盛り込まれている。
 パワートレインは、V6ツインターボに3つのモーターを追加したパフォーマンスハイブリッドFR-4WDシステムを想定している。前後に配された高出力モーターは、いかなる状況からもアクセル操作にダイレクトで強烈な加速を生み出し、その加速はエンジンにより次のコーナーまで持続する。また、左右独立のフロントモーターによるトルクベクタリングと、空力性能を常に最大限に発揮するアクティブサスペンションにより、超高速域でも乱れのないスムーズなコーナリングを可能とし、全域で瞬時にドライバーを解き放つパフォーマンスを秘めている。
 このように「日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」は、デザイナーの直感と、綿密な技術検証が高度に融合した、日産が来るべき将来に対して提案する、ひとつの可能性を示したビジョンである。


Vision Gran Turismo #06
●アストンマーティン/DP-100 ビジョン グランツーリスモ

「アストンマーティンの未来が垣間見せる、気品あふれる本格パフォーマンスマシン」
 「アストンマーティン DP-100 ビジョン グランツーリスモ」は、マレック・ライクマン率いるアストンマーティンのブランドデザインチームが生み出した、完全なオリジナルモデルである。
 「DP=デザインプロトタイプ」を車名に用いたこのクルマは、アストンマーティンのグローバル本社が置かれるイギリス、ワーウィックシャーのゲイドンで開発され、経験豊かなチームが6か月の時間をかけてプロジェクトをまとめあげた。
 DP-100の魅力は美しいデザインプロトだけにとどまらない。高度なエンジニアリングが投入されている点も特長である。V型12気筒ツインターボをミッドマウントするこのクルマは800 BHP(811 PS)のパワーを生み出し、「グランツーリスモ」の情熱にも負けないパフォーマンスを見せる。いっぽうハンドスケッチから3Dモデリング、バーチャルワールドでの完璧な再現に至るまで、その開発手法はアストンマーティンの市販スポーツカーとまったく変わらない。車両はディテールまでがきめ細かく描かれ、完璧に機能するサスペンションシステム、最新鋭のエレクトロニクスも採用されている。
 2013年、アストンマーティンは創業100周年を記念するモデル「CC100 スピードスター」を披露した。そのCC100と同様、このDP-100が盛り込んだ様々なデザイン要素も、今後アストンマーティンが生み出すプロダクションスポーツカーに具現化する可能性が高い。たとえば個性的なライトブレード型テールランプ。DP-100のあちこちからは、ブリティッシュ・ラグジュアリーブランドとして世界的存在となったアストンマーティンの未来が垣間見えるのである。

Vision Gran Turismo #07
●トヨタ/FT-1 ビジョン グランツーリスモ

「デザインコンセプトFT-1をピュアレーシングスポーツとしてプラッシュアップ」
 2014年1月、デトロイトショーで公開されたトヨタのスポーツデザインコンセプトTOYOYA FT-1。トヨタの北米デザイン拠点であるCALTY DESIGN が開発した、将来のトヨタスポーツカーの方向性を示すモデルとして注目を集めると同時に、「グランツーリスモ6」上でもリリースされ、全世界のユーザーがそのスポーティな走りを体感した。
 このFT-1がもたらした熱気と興奮をさらに高揚させるため、CALTY DESIGNは1台のレーシングカーを作り上げた。それがFT-1 ビジョン グランツーリスモである。
 FT-1は熱狂的な自動車ファンに向けてデザインされたが、FT-1 ビジョン グランツーリスモ は、同じく熱狂的な「グランツーリスモ」ファンを対象として開発が進められた。そのデザインは、ゲーム上のあらゆるサーキットでスポーティな走りが堪能できることを主眼にしている。
 もともとFT-1は「機能造形美」として設計されているので、ビジョン グランツーリスモ・バージョンではよりピュアなレーシングカーとしてブラッシュアップさせている。サーキットやレーシングカーにおけるスペックやデータを収集・解析し、その結果をスタイリングに反映しているのだ。機能の集約を最優先してデザインした結果、このクルマからは生々しいリアリティが発散している。マッシブに張り出したフェンダーにはよりワイドなタイヤが収まり、サーキットでは素晴らしいグリップを発揮する。エアインテークは拡大されてクーリングを向上。リアウイングもより強力なダウンフォースを発生させるために大きくなっている。フロントにはダウンフォース増大のためカナードを追加、リアディフューザーはより大きく、垂直フィンを多数配置し、さらに後ろに押し出す配置とした。その結果空気の流れが最適化され、適切なダウンフォース獲得にも成功したのである。
 その視覚的な迫力を、余すことなくサーキットでのパフォーマンスへと解き放つFT-1 ビジョン グランツーリスモ。ひとたびドライブすれば、誰もが本物のレースの感覚とスリルを体感できるだろう。


Vision Gran Turismo #08
●スバル/VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ

「スバル史上最もアグレッシブながら思い通りに愉しめる究極のスポーツカー」
 クルマを愛する世界中の人々に向けて企画された画期的なプロジェクト、「ビジョン グランツーリスモ」。ゲームの中で世界中のカーメーカーやブランドがコンセプトカーを開発する夢の様なプロジェクトにスバルが提供するのは、一連のコンセプトカーでスバルが掲げる「VIZIV – Vision for Innovation」の名を冠した究極のスポーツカー、「スバル VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ」である。
 2014年3月のジュネーブショーでスバルが提案したコンセプトカー、「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」に通ずるデザインランゲージを継承し、スバルデザインチームはよりダイナミックでソリッドな造形をこのモデルに織り込んだ。フロントのヘキサゴナル・グリルからリアに向けて一気に抜けるショルダーラインと、硬質な金属を削ぎ落したような面質による強固なボディ、そして三次元的に張り出したブリスターフェンダーにより、スバルが追い求める安心で愉しい世界観をヴィジュアル化して大胆に表現。大型ディフューザーやルーフ一体型リアスポイラーなど、エアロダイナミクスを考慮したシューティングブレイク形状のシルエットはゲーム内でも特徴的となるだろう。

 徹底的な軽量化に重点を置いたボディ構造には、カーボン素材をフルに活用。バッテリーやモーターといった重量物を搭載しながら、車重は1,380 kgにまで抑えられた。軽量なボディを引っ張るのは、スバル伝統の2L水平対向エンジンを、モータースポーツへのチャレンジの歴史を通じて培った知見をフルに活用してチューンナップした特別仕様のエンジン。リストリクター径の見直しなどにより大幅に出力の向上されたダイレクト・インジェクション・ターボと共に、フロントに1つ、リアに2つのハイパワーモーターを搭載することにより、システム全体の出力は実に最大出力600 PSと最大トルク800 Nm(82 kgfm)にのぼる。また、各モーターの出力を独立制御することによりコーナリングでの回頭性を飛躍的に向上させると共に、フェンダーに内蔵されたトルクベクタリング・ランプによってその動きを可視化することで、ゲーム内でも実際のスバル車同様に、極めて高いパフォーマンスのクルマにもかかわらず、だれが運転しても思い通りにクルマをコントロールできる愉しさを実現している。
 スバルが志向する究極の安心と愉しさを、史上最もアグレッシブなデザインとパフォーマンスで提供する「スバル VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ」を、思う存分に体感してほしい。

Vision Gran Turismo #09
●シボレー シャパラル/2X ビジョン グランツーリスモ

「レーザーパルスの衝撃波が生み出すロケットスピードを体感せよ」
 独創的なアイデアとロジカルな実験精神によって、モータースポーツの世界を変革してきたシャパラル。この伝説のブランドが「グランツーリスモ」を通じて復活を果たした。それがシボレー シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモである。
 ル・マン24時間レースにおいて新技術をプロモートするための出場枠、「ガレージ56」のための実験用プロトタイプとして生み出された2Xは、まさにモータースポーツの未来そのものだ。そのスタイリングは、手と足の間に布を張った滑空用ウィングスーツの飛翔感と、モトGPバイクの疾走感からインスピレーションを得たという。

 しかもシボレーが考案したこのマシンの動力源は、前代未聞のレーザーパルス。2Xはレーザーパルスが生み出す衝撃波で周囲の大気を急加熱させ、その膨張力でロケットのようにサーキットを駆け抜けるのだ。
 2Xのパイロットは頭を先にしてマシン上に伏せ、あたかも路面の数センチ上を浮遊するかのような感覚で走行する。そのドライビングポジションは極めてエキサイティングで、4輪レースカーとしてはかつてない一体感を生み出すものだ。
 2Xの独創的なデザインと構造は、すべてがこの前傾フライト型のドライビングポジションから生まれた。パイロットはクルマの構造とひとつになり、乗り込んでキャノピーを閉じると四肢を伸ばした身体のまわりにユニークな空間が生まれる。手足の先にはそれぞれ独立して動くコントローラーがあり、このコントローラーが摩擦ロスのない電磁ベアリングとホイールに繋がっている。車両の加減速や旋回はこの究極ともいえる4点コントローラーと身体の動きで行なう。ブレーキングではブレンボ製の電磁回生キャリパーと、ボディに組み込まれたエアブレーキパネルが協調して作動する。
 一体構造のボディ骨格は、カーボンファイバーを積層させた「レイアップ・スケジュール」という手法で作られている。このボディはそれ自体に弾性があり、4輪のサスペンションとしても機能する。メインボディには超高圧のレーザーパルスを生み出す動力装置が組み込まれているが、レーザーパルスは絶対的な精度を持つスラストパラボラを通じてレーザーコーンへと照射される。急膨張する空気の流路には複数枚の羽根が備えられており、この羽根の制御と下方にあるベクタリングパネルによって、推進力とダウンフォースが同時に得られる仕組みだ。このテクノロジーのおかげでパイロットは自由なダウンフォースのマネジメントが可能になる。タイヤの接地面を路面に押し付け、最もグリップを必要とする区間で強烈なダウンフォースを得ることができるのだ。
 創業者ジム・ホールがこだわり続けたモータースポーツにおける変革の精神を、大胆な形で表現したシボレー シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ。今まで誰ひとりも見たことも聞いたこともないこのマシンが、ル・マンの56番ガレージの未来に革命をもたらすことになるだろう。


Vision Gran Turismo #10
●インフィニティ/コンセプト ビジョン グランツーリスモ

「V8エンジンとモーターが生み出す高い戦闘力。アジアの情熱がほとばしるGTマシン」
 インフィニティは、1989年に市場参入、初代インフィニティ Gセダン/Gクーペ、そして初代インフィニティ FXなど、クルマの常識を打ち破るカテゴリーブレイカーとして、常に革新的なデザインを世に出してきたことで知られるプレミアムカーブランドだ。現在はインフィニティ Q50、Q60、QX70へとラインナップを拡充するとともに、独自性あふれるスタイリングと優れたエンジニアリングの妥協なき融合を具現化している。これらプロダクトには、フォーミュラー1というインフィニティの最も優れたパフォーマンスエンジニアリングからのフィードバックが活かされている。
 INFINITI CONCEPT Vision Gran Turismoは『ピュアなインフィニティGTカーをデザインする』という野心的なグローバル・コンペティションに端を発したプロジェクトであり、ウイニング・デザインはインフィニティデザイン北京のインスピレーションから生まれた。美しくもあり、野獣のようでもあり、その姿は力強く、官能的で、そして野心的である。駆け競うためのマシン、そしてインフィニティの官能的なレーシングランゲージを創造したいという、中国のデザイナーの渇望。それらが融合した姿なのである。
 ときに芸術的に、ときに科学的に。INFINITI CONCEPT Vision Gran Turismoのデザインプロセスは、デザイナーのスケッチから始まり、デジタルモデリング、さらにクレイモデリングによる形状検証を経て、再びデジタルによる最終リファインメントを行なっている。
 絶えず新しい地平を切り開いてきたアジアのロマンティックで扇情的なクリエイティビティの力が、いつの日か、必ずやこのGTカーをリアルなレースシーンに連れ出すことになるだろう。
 敢えて言及するまでもないが、このプロジェクトは空力やエンジンの性能検討を経て、単なるスタイリングスタディーに留まることのない進化を遂げている。フロントミッドシップ/トランスアクスルレイアウトのパワートレインは、4.5L V8 N/Aエンジンと1つのモーターで構成される。モーターは、この獰猛な野獣に十分すぎるほどの低域トルクを与え、V8 N/Aエンジンは高回転域において官能的なノートを奏でながら、そのトップスピードはとどまるところを知らない。トランスアクスルレイアウトによる45:55の絶妙な前後質量バランスにより積極的にリアを流して走る楽しさを感じることができるだろう。運動特性は、腕に覚えのあるインフィニティの若いエンジニアが、バーチャル上で何周にもわたるテストを行ない磨きこんできた。空力に関しては、ダイナミズムを追求したボディデザインの迫力を損なうことなく、アンダーフロアの空気流コントロールと前後ディフューザー、特異な形状のリアスポイラーによって、高い戦闘力をこのクルマにもたらしている。
 このINFINITI CONCEPT Vision Gran Turismoによって、数えきれないヴァーチャルパイロットたちが、世界中のサーキットを楽しんでくれることを、我々インフィニティは心から楽しみにしている。

Vision Gran Turismo #11
●マツダ/LM55 ビジョン グランツーリスモ

「ル・マン総合優勝を見据えてスピードとエレガンスの融合」
 世界の名だたる自動車メーカーが、モータースポーツファンに向けたコンセプトカーを生み出すプロジェクト、ビジョン グランツーリスモ。マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモは、テクノロジーとデザインがハイレベルに交錯するこのプロジェクトの限界点をさらに押し拡げる1台だ。
 このクルマは人々が考える過去のマツダの集積ではない。過去へのリスペクトをふんだんに含んだ「未来のビジョン」であり、世界で一番過酷な耐久レースである、ル・マン24時間レースでの完全勝利を見据えて作られたモデルである。

 デザインにあたって、マツダのデザインチームは俊敏さとエレガンスを融合させた。そのダイナミックなシルエットはマツダの「魂動」デザイン哲学にインスピレーションを受けたもので、フォルムは官能性に満ちている。フロントグリルでは、近年のマツダのロードカーと共通する象徴的なフロントマスクの再解釈もなされている。そのたたずまいは1991年のル・マン総合優勝を飾ったあの787Bを彷彿とさせ、力強さと優美さがみなぎるものとなっている。
 アトモスフェリックホワイトに塗られたボディは、見る者に鮮烈な印象を残す。モノコックの骨格はカーボンファイバー製。他にも随所にカーボンファイバーを多用することで徹底した軽量化を施している。これに最高のパワー、効率、耐久性を実現する先進的なドライブトレーン技術を組み合わせたことで、同クラスのマシンの多くを凌駕するパワーウェイトレシオを実現した。
 マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモは同社のアイデンティティーでもある飽くなきチャレンジャー精神から生まれた、未来へのビジョンである。

Vision Gran Turismo #12
●ミニ/クラブマン ビジョン グランツーリスモ

「0-100km/hわずか3.5秒、最高速度290km/hを発揮するレース仕様クラブマン」
 モータースポーツの歴史に多くの伝説的な勝利を刻んできたミニ。このブランドイメージにインスピレーションを受けて、デザインチームは「戦うためのミニ」のエッセンスをふんだんに詰め込んだミニ クラブマン ビジョン グランツーリスモを開発した。
 車重1,050 kgと極めて軽いこのマシンは、395 PSという強烈なパワーのおかげで0-100 km/hをわずか3.5秒でこなす。さらにフルタイム4WDとレース用6速シーケンシャルトランスミッションが確実にパワーを路面に伝え、調整式ダンパーを備えた前後サスペンションがどんな状況でも完璧な路面追従性を実現する。ギア比の設定によって変更も可能だが、その最高速度は290 km/hと圧倒的だ。
 地を這うように低いシルエットと、限界まで張り出したホイールのおかげで、ミニが得意とするゴーカート並みのハンドリングはいっそう研ぎ澄まされた。フロントとリアに備わった調整式カーボンディフューザーとホイールアーチ後方の大型ダクトは、エンジンとブレーキの冷却にも効果を発揮する。また左右分割式のリアスポイラーと完全にフラットなアンダーボディは、洗練されたエアロダイナミクスをより高いレベルへと引き上げている。
 横長の六角形フロントグリルや楕円形のヘッドライト、レーシーなデザインステッカー、ボンネットとルーフのラリーストライプ。これらがこのクルマのレーシング志向を表現している。さらにボンネットとタンクのクイックリリース金具、サイドの小型スライドウインドウなどがクラシカルな雰囲気を演出し、ミニ クラブマン ビジョン グランツーリスモのスタイリングをひときわ完成度の高いものとしている。


Vision Gran Turismo #13
●アルピーヌ/ビジョン グランツーリスモ

「アルピーヌの伝統と未来がすべて詰まった珠玉の1台」
 かつて世界を沸かせたフランスのスポーツカーブランド、アルピーヌの勢いが止まらない。2013年にはヨーロッパ耐久選手権でル・マンプロトタイプ A450が優勝。いっぽう2016年には新型スポーツカーの発売を控え、世界中のファンの注目を集めている。
 アルピーヌは1950年代半ばに創業し、以来情熱とチャレンジ精神を武器に伝説を打ち立ててきた。生み出すのは軽量、高効率でエレガントなスタイルのスポーツカー。同社は常に自動車の限界に立ち向かい、数々の勝利を掴んだブランドなのだ。
 そのアルピーヌが2015年3月にリリースする「アルピーヌ ビジョン グランツーリスモ」は、「グランツーリスモ」ユーザーのためだけにデザインされたオリジナルスポーツカーだ。このスリークなシングルシーターを手がけたのは、未来のプロダクションモデルを手がける現役デザイナーやエンジニアたち。そこにはアルピーヌ伝統のフィロソフィーである「俊敏さ、楽しさ、それを形にしたスタイル」が見事に貫かれている。
 オンロードでの俊敏さは、このクルマが最も主張する美徳だ。徹底した軽量化により、ドライバーの入力に瞬時かつリニアに応答することができる。ステアリングを握る快感はまさに「人馬一体」。さらに個性を際立たせたスタイリングが、このクルマを公道でもサーキットでも常にひときわ目立つ存在へと仕立て上げている。
 しかも「アルピーヌ ビジョン グランツーリスモ」には、アルピーヌの積み重ねてきた歴史が刻まれている。その象徴がリアまわり。そこには1966年のル・マンでクラス勝利を飾ったA210、1978年のル・マンで総合勝利を果たしたA442B、さらには2013年の耐久選手権を制したA450といった歴代アルピーヌの面影が重ねられている。えぐり取られたようなボディサイド、軽さとエアロダイナミクスが醸す気品。多くの人々がこのクルマの独創性に驚くだろうが、そこにはサイドエアブレーキといった画期的なディテールも含まれるはずだ。

 このクルマが、未来のアルピーヌが採用するであろう着想を先取りしている点も興味深い。未来のアルピーヌの姿を「グランツーリスモ」のプレイヤーに垣間見せるという点も、このクルマの大きな目的なのである。
 過去と未来、公道とサーキット、バーチャルとリアル。その間にある栄光の架け橋となること。なによりもこのマシンには、未来の情熱をデザインしようとしたチームのクルマへの愛が込められている。


Vision Gran Turismo #14
●レクサス/LF-LC GT "Vision Gran Turismo"

「ニュル24時間レース参戦を想定した美しきハイパフォーマンスマシン」
 レクサスにとって、新車両RC F GT500で参戦した2014年のSUPER GT GT500クラスは最終戦までタイトルを争う歴史的なシーズンであった。翌2015年、そのレクサスがトップカテゴリーでの極限への挑戦に新たな1ページを加える。ジェントルマンレースでありながら、究極のマニュファクチャラーズチャンピオンシップであるGT3へマシンの投入が計画されたのだ。そこには憧れのクルマで世界を舞台にレースを戦うという多くのジェントルマンズレーサーの夢をRC F GT3で共に成し遂げたいというレクサスの想いがある。
 こうしたレクサスのレースへの取り組みを背景に「夢のクルマで世界を舞台に戦いたい」という「グランツーリスモ」ファンの情熱に応えるべく開発されたのが、レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”である。デザイン開発は、SUPER GTやニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を想定して行われた。
 ベースとなったモデルはラグジュアリークーペコンセプトであるLF-LC。2012年デトロイトモーターショーで発表されたレクサスの未来に向けてのスタディモデルである。CALTY DESIGNによるその意匠には、ジェット機のアフターバーナーにインスパイアされたテールランプなど、エモーショナルな表現が使われた。
 このLF-LCに、CALTY DESIGNによるレクサスのデザインフィロソフィーに基づく革新的な表現と、レクサスレーシングが培ってきた実践的なアプローチが融合。レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”は彫刻的な美しさと実践的なパフォーマンスを兼ね揃えたGTカーとなったのである。
 いつの世においても、モータースポーツは人々がピュアな情熱を傾ける魅力的なスポーツだ。高鳴るエキゾーストサウンド、駆け上がる鼓動、爆発的に湧き上がる歓喜。レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”のホワイトボディにブラッシュストロークで表現したのは、レースファンを魅了してやまないこのような数々の躍動的な瞬間である。
 レースへの情熱が生み出した、レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”は、「グランツーリスモ」ファンの夢を叶えるための一台である。

Vision Gran Turismo #15
●フォルクスワーゲン/GTI スーパースポーツ ビジョン グランツーリスモ

「スーパースポーツと呼ぶにふさわしいスペックとルックス。GTIの世界がさらに広がる」
 フォルクスワーゲンは「グランツーリスモ」の収録車リストにもう1台GTIを加えた。2014年に登場した「グランツーリスモ6」のためのオープンエアスポーツ「GTI ロードスター ビジョン グランツーリスモ」と好対照をなすハッチバックスタイルのスーパーカー。それが「GTI スーパースポーツ ビジョン グランツーリスモ」だ。
 この強烈な2シーターモンスターハッチの開発にあたり、フォルクスワーゲンはデジタルワールドのための新しいスポーツカーを目指した。デザイナーとエンジニアは多くの伝説からGTIのDNAを拾い上げ、ビジュアルとテクノロジー両面にそれを刻み込んだ。その過程でアイコンともいえるハッチバックスタイルは大胆に練り直され、心臓部には503 HP(510 PS)を発揮するVR6 TSIエンジン搭載が決まった。そのパワーは7速デュアルクラッチギアボックスを介して4輪へ伝わり、665 Nm(67.8 kgfm)を誇る強大なトルクとともに路面を蹴り出す。ハンドリング特性は、「グランツーリスモ」に収録されている多くのサーキットでベストパフォーマンスが得られるよう入念に躾けられている。
 エクステリアでは未来的な解釈がなされるいっぽう、伝統的なゴルフの面影も残された。しかしこのバーチャルマシンを貫いているのは、サーキットアタックを決定付ける物理法則への適応だ。デザイナーはプロポーションとボディシェルを最適化することで、低重心とみごとなエアロダイナミックバランスを実現。ボディのあちこちにはカーボンファイバー素材が惜しみなく使われ、軽量化に貢献している。
 エクステリアをより詳しく見てみよう。凄みを増したフロントマスクの両端部分には縦型ライトモジュールが配される。このライトはスポイラーと一体化することで車幅を強調し、同時に圧倒的な存在感を生み出している。空力制御にも妥協はない。フロントスポイラーで整流された空気は大半が巨大なインレットへと流れ込み、エンジンやブレーキを冷却したのちフロントホイール後ろのアウトレットから吸い出される。ちなみにすべてのインレットとアウトレットは、GTIのアイコンでもあるハニカムメッシュで覆われている。
 リアセクションにも抜かりはない。ルーフ上の微妙な凹凸で整流された空気は巨大なリアウイングへ導かれ、後輪に必要なダウンフォースを生み出す。このリアウイングはCピラーから延びるカーボン製サポートで支持されるが、そのCピラーとリアフェンダーは内部がリアホイールへの空気の流路となっており、リアブレーキの冷却に貢献する。リアエンドで力強く張り出したリアフェンダーは低いショルダーラインとともに、このクルマの大きな見せ場を生み出している。ボディ下部のディフューザーもユニーク。いっぽう水平基調のリアのライトは、フラットでダイナミックなリアビューのイメージをより強調している。
 「GTI ロードスター」と同様に、この「スーパースポーツ」にも20インチのGTIアルミホイールが組み合わされる。マルチピースのホイールはさらにリファインされ、超軽量カーボンファイバー製の5本スポークは星をかたどっている。サイドシル上にさりげなく配される2本のクラシックGTIストライプは、初代ゴルフへのオマージュとしてあしらわれたもの。加えてリアウインドウの端には黒いフィルム処理が施され、カーボンファイバー調に仕立てられている。リアハッチ内部にはヘルメットコンパートメントと競技用ガソリンタンクが標準装備。カラーバリエーションは「Reflex Silver」、「Gran Turismo Red」、「Lapiz Blue」及び「Oryx White」の4色となる。
 この強烈なカリスマ性に満ちたルックスがリアビューミラーに映った時、あらゆるライバルは震え上がるに違いない。

■Vision Gran Turismo #16
●プジョー/ビジョン グランツーリスモ

「車体そのものが直接ダウンフォースを発生。ダイレクトなステアリングフィールを体験せよ」
 プジョーのデザイナーチームとプジョー スポールのエンジニアチーム。この才気に満ちた集団がひとつとなり、1台のプロトタイプマシンを生み出した。それがプジョー ビジョン グランツーリスモだ。
 「グランツーリスモ」シリーズ発売15周年を記念し、「グランツーリスモ」ファンのために作られたこのレーシングカーは、効率を極限まで追求する耐久レース用マシンから多くの知見を得て開発された。奇抜とも思えるマシンのエクステリアには空力的な付加物がほとんどない。マシンを路面に押し付けるダウンフォースは、車高わずか1.04 mという地を這うようなボディ自体が生み出す。あたかも削り出されたひとつの金属塊が空気を操るような佇まいは、他の一切のスポーツカーと一線を画す崇高さを宿している。
 プジョー ビジョン グランツーリスモはひたすら「走ること」にフォーカスしたマシンだ。ドライバーの背後にミッドマウントされるのは、875 ch(887 PS)という途方もないパワーを生み出す3.2LのV6ターボエンジン。この怒涛のパワーは6速機械式トランスミッションを介して4輪へと伝えられる。ホイールはフロント22インチ、リア23インチというビッグサイズだ。
 ライバルとの熾烈なバトルを戦い抜くためのセッティングにも抜かりはない。875 kgと極限まで削り取られた車重の前後配分は、フロント48%、リア52%という理想的なもの。この素性のよさは極めてダイレクトなステアリングによっていっそう引き立てられる。1 kg/ch(1 kg/PS)というパワーウェイトレシオは他車を圧倒する強烈なものだが、ストッピングパワーも尋常ではない。フロント380 mm(15インチ)、リア337 mm(13インチ)というカーボン製ベンチレーテッドディスクが、大地をねじ伏せるような制動力を生み出す。
 世界中のサーキットで栄冠を欲しいままにしてきたプジョー スポール。さあ、その勝利の歴史に名を刻む準備はもうできただろうか。

Vision Gran Turismo #17
●SRT/トマホーク ビジョン グランツーリスモ

S「1,000馬力V10エンジンと圧縮空気ユニットによる絶大なパワーを近未来技術でコントロール」
GTS-R「シリーズ中最軽量を誇るレースバージョン。強烈なGに対応可能なGスーツを着用せよ」
X「2,500馬力以上のパワーとジェット戦闘機のようなコーナリング。選ばれた者のみがドライブできるエクストリーム・マシン」
 SRT トマホーク ビジョン グランツーリスモは一切の妥協や制限を取り払ったテクノロジーと、衝撃的なデザインを融合させた20年先の未来のクルマだ。シングルシートのミッドリアエンジン・全輪駆動車であり、強烈なパワートレインを中心に設計されたシャシーは、最先端の複合素材で構成されている。
 トマホークのメインエンジンは、1,000馬力を発生するバンク角144度の6.98L V10エンジンだが、圧縮空気を用いたサブユニットがそれを補完する。4段階にアシストレベルが変えられる圧縮空気ユニットは減速時のエネルギーを回生してコンプレッサーを駆動し、空気を圧縮する。それをホイールベースとほぼ同じ長さの2本の圧縮空気シリンダーに蓄え、必要に応じて解放するのだ。フロントホイール両輪はこのユニットに接続されており、V10エンジン側にも同じユニットが組み込まれている。リヤホイールのトラクション不足時、あるいは前輪にトラクションが必要な時にこのパワーがホイールに伝わり、コーナリングや加速を劇的に向上させる仕組みだ。
 トマホークの極めて軽い複合素材シャシーには、中空カーボン・ナノファイバーやマイクロ格子構造の炭素原子シートであるグラフェンといった近未来の素材が使われている。骨格はコクピットとエンジンカバーも含めすべてグラフェン製。同じくグラフェン製のフロントガラスには計器情報の他コミュニケーション機能が投影でき、デジタルオーバーレイによってドライバーは投影される情報を自由に選択することができる。繊維を巻いた2本のコンポジット圧縮空気シリンダーはシャシーと一体になるように積層加工され、シャシーの一部として応力を担う。ボディ全体を貫いているのは低重心デザイン。それは低く設計されたドライバーポジションやV10エンジンの広いバンク角にも表れている。
 マシンの操縦はアクティブ・エアロダイナミクス・システムによりアシストされるが、そこには圧縮空気ユニットの力で可変するリアウイングやフロントの2次スプリッターも含まれる。こういった空力パーツはマシンの状況に応じて統合制御され、マシンが最小のドラッグと最大のダウンフォースを得るよう絶えず作動する。マシン前方には路面状況をスキャンするレーザーシステムも搭載。スキャンで捉えた情報から、車高、ピッチ、ヨーなどの変化を予測して、アクティブ・エアロダイナミクス・システムを瞬時に最適化する。このシステムと連携してV10エンジンの排気もリアディフューザーに誘導。その結果アンダーフロア後半の空気の流れが加速され、ドラッグを増やすことなくダウンフォースを増幅することに成功している。
 トマホークのサスペンションも圧縮空気ユニットで作動する。圧縮空気はレート変更が可能なスプリングとなり、同時に調整式ダンパーとしても機能する。さらに操舵を担うステアリングナックルには、車両をコーナーに向けて倒しこむ革命的なアクティブキャンバーシステムが採用されており、最適な接地面維持とグリップ確保が可能なように常にタイヤ角を変化させる。
SRT トマホーク S ビジョン グランツーリスモ
 トマホーク Sは、公道走行のための保安基準にも対応した最も現実的なモデルで、アクティブフロントエアロとボディに統合されたリヤスポイラーが装備される。「S」はスタートを意味し、上位グレードの過激なスペックを体験する前の腕慣らしバージョンという位置付けだ。そのパワーウェイトレシオは充分すぎるほどに強烈だが、それでもGTS-RやXバージョンで必須となるGスーツを必要としないレベルに収まっている。とはいえ、このマシンの全力を使い切ったラップタイムを刻むには、脳のシナプスすべてを路面に集中させる必要がある。
SRT トマホーク GTS-R ビジョン グランツーリスモ
 本物のスポーツカーにはレースバージョンが欠かせない。このトマホーク GTS-Rこそが、シリーズ中最軽量を誇るレースバージョンだ。途方もないパワー、極めて軽いボディ、メカニカルグリップの向上により生じる膨大な横Gは、もはや生身の人間が耐えられるレベルを超えてしまう。そのためドライバーは、身体を加圧して脳への血流を維持する特殊なレーシングスーツを装着する。このGスーツも車体の空圧システムの圧力を流用しており、急激なGの高まりに瞬時に反応することができる。
 さらに特筆すべきは、グレードアップしたエアロダイナミクスだ。アクティブリアウイングはデュアルフラップバージョンにグレードアップされ、ダウンフォースを必要としない高速巡航時には上側フラップがスマートに格納される。4つのフェンダーには排気口が設けられ、ホイールハウス内に高圧状態が発生しない設計も施されている。
SRT トマホーク X ビジョン グランツーリスモ
 Xはエクストリーム、つまり極限状態を意味している。このマシンはトマホークの性能を人間の反射速度の限界、および人体の限界まで押し上げたバージョンだ。実験車両であるトマホークXの性能を100%引き出すには、7か月のトレーニングプログラムを受けることが必要だ。さらにプログラムが終了しても、心身ともに最高の状況であると判断された者だけしか運転することを許されない。
 フラップのリアウイング、床下のスポイラー、各ホイール上に配置されるコーナリングウイングパネル、さらにリアスカートにも左右2つのラダーパネルが装備されるが、コーナリングウイングパネルとこのラダーパネルはリアウイングとスポイラーに連動して動作する。このパネル群の威力はダウンフォースだけではない。画期的なのは空気の流れを利用してクルマに旋回力(ヨーフォース)を発生させることだ。トマホークXはジェット戦闘機のようなコーナリングが実現可能なのである。ブレーキング時には、これらのエアロパネルが極めて効果的な抵抗として作用する。最大展開位置まで各パネルが開くとそれらがパラシュートのように働き、車体の前面投影面積を一気に約2倍に拡張するのである。
 いっぽう超高速巡航時には低ドラッグモードとなり、すべてのパネルがボディに格納される。さらに限界速度に近づくと、空圧システムが車体のサイドとリアに空気を噴射し、乱気流の発生を抑える。こうして空気抵抗をさらに低減させることで、トマホークXはトップスピードへと達するのだ。トマホーク XではV10エンジンを2,000馬力以上にチューンナップ。その上、空気圧シリンダーがフル充填状態の場合、全駆動輪の出力合計は2,500馬力以上となり、想像をはるかに超える速度域まで車体を加速することが可能となる。

▲アップデートで追加予定のビジョン グランツーリスモ
●ホンダ


●フォード


GM DESIGN


●ヒュンダイ


●テスラモーターズ


●ZAGATO


Italdesign Giugiaro


●ナイキ


●ランボルギーニ
●ダイハツ
●アウディ

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事