皆さんこんにちは。
お久しぶりのブログ更新です。

新ミュージカル「スタミュ」 スピンオフ
team柊 単独公演 「Caribbean Groove」が先日無事に幕を閉じました。
ご来場下さった全ての皆様、本当にありがとうございました!
役者としてのターニングポイントになるかもしれないと思っていたこの作品を走りきれたことに寂しさはありますが、まずはホッとしています。

カリグルが始まる前、「心と体をボロボロにして頑張る」と言っていましたが想像していたよりもボロボロになりました笑
アルベールを演じる上での辛さや苦しさで心が悲鳴をあげ、殺陣やダンスの多さで体が悲鳴を上げていく稽古期間はしばらく忘れられないと思います^^
でも、その辛さ込みで楽しかったと胸を張って言える!新スタミュミュとはまた違う青春の日々を送ることが出来ました。

開幕直前特番で、初代カリグルのアルベールとは違う解釈のシーンがあるということを皆さんにお伝えしました。
あまり自分の解釈を皆さんにオープンにすることは得意では無いですが、沢山の質問を頂いたのでここでお答えさせていただきます。
自分の解釈のままにしておきたい!という方は少し読み飛ばして貰えると幸いです。

今回僕はアルベールが船を降りる時、彼は祖国を守るための戦いで死ぬ覚悟を持っている。だから1度降りた船に戻るつもりはないのではないかと解釈しました。
黙って1人船を降りるということはクリス達への裏切りであり、生き残ったとしても自分に戻る権利は無い。アルベールはそういった気持ちで戦地へと向かったのではないかと思ったので最後の丘のシーンは船に戻る気持ちを持たずに演じました。
クリスを抱きしめた時も、アルベールは今生の別れだと思って演じています。
ですが、クリスが発する「俺たちは親友。血を分けた兄弟よりも強い絆で結ばれている。」という言葉が聞こえたことで、船に戻ってクリスをこれからも傍で支えたいという気持ちが強くなり、そうすることを決めた。
かなり大まかになってしまいましたがこのような解釈でシーンを見ていました。
脚本のハラダさんにこのお話をした時はそういう解釈もあるのかと驚かれていましたが、新解釈も良いと言ってくださったので演じさせて頂きました。

拙い文章になってしまいましたが、皆様に僕の思っていた事が少しでも伝わると嬉しいです。
アルベールという役の事を考える時間は難しくもあり楽しくもあったかけがえのない時間だと思っています。

うって変わって2部。
栄吾を演じる時は我ながらイキイキしていたと思います笑
重い内容の1部が終わり、綾薙学園の日常を描いた2部が始まると自分の心も自然と晴れやかに開放されていきました^^
1回の観劇で2本分の舞台を楽しんで欲しいと取材で言いましたが、皆様どうでしたでしょうか?
僕は毎日毎日、1公演で2公演分の満足度を得られていました!^^

総じて大変なことが多いカリグルでしたが、これをやり切れたことは僕の人生の大きな糧になるはずです。
2ndシーズンもありますので、愛する栄吾を笑顔で演じ続けられればと思います。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。

じゃ、恒例のアザーカット沢山載せますね!
FC会員限定の写真も載せちゃう!

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