始めに
諸注意
・誤字脱字、論理の飛躍や矛盾があったらコメントにて報告してもらえると助かります。
・わからないところがあったらコメントとTwitterに連絡をください。
・当たり前から問題を解説すること、わかりやすく簡潔に解説することを目標にしています。
・この記事内での考えは基本的に筆者の考えです。
・いつかは時事問題にも取り組みたいと思っています。それを解説するための当たり前がたっていくフォルダから目をそらしつつ。
・その他要望等がありましたら、コメントかTwitterを使って連絡してください。
・週一更新を目標に頑張っていきます。
今回は政治の話を扱う上で、重要な経済の基本となるお金について解説していきます。
注意経済のことをやる前に金属の金をゴールドと呼称します。
1お金の歴史
お金は、始め希少品の形をとりました。このような形をとっていた時代は、人々はまだ物々交換を行っていました。その状況では、人々は自分が欲しいと思うものを交換し合う形をとります。しかし相手が提示するものの中に自分が欲しいものを持っていない場合交換が成立しません。この解決策として、集団の中でだれもが欲しいと思うであろうものを交換対象にすることとしました。これにより自分が価値を感じないものであっても、他者が欲しいと思うもの他の交換に使えるので利用価値があります。その価値あるものは希少品の場合が大半でした。そして、歴史の中でその希少品はゴールドでお金となっていきました。つまりゴールドとしてお金は物々交換に使う媒介物として生まれたのです。
お札の登場
こうしてできたお金は一つの弱点を持っていました。この希少品の量以上にお金が存在できないことです。これはつまり、このお金の量以上の価値の交換が行えないことです。経済活動に上限が発生します。これに対して、人はお金の預かり証を、お金と同じ価値を持つものとして扱い、お金と同じように交換に使用し始めました。所謂、お札の登場です。
預かり証を発行していた組織(銀行)は、その後銀行内部の口座間で、お金の移動が行われたという記録を残すことで、交換が行われるようにしました。そして現在、電子上でお金の移動の記録を残すことでお金は物理的形を伴わず世界で交換されています。
2お金について
お金という存在は上記に示した通り、交換の媒介物として存在し、同時にお金は消費されないので交換にかかる価値の保存物存在します。また、お金は交換の媒介物であるので、交換にお金がどれだけ必要であるのかで、直接交換しないものの価値の比較が行えます。それにより物の価値の尺度として使われます。
ここまでの述べたことで分かった通り私は基本的には信用貨幣論を支持していますが、その基本となるお金の形態は問われないものだと私は思っています。だからこそ、私は現在お金とされているものが価値をなくしたとしても、皆が価値あるものと思ったものがお金になっていくと思います。
最後にお金についてまとめて本記事を締めくくりたいと思います。
お金に価値があるのではない、価値あるものの交換の媒介物にお金という名で呼ぶだけ。