風月放談

脳がおかしくなった話。

2016/05/29 10:22 投稿

  • タグ:
  • 実際にやってみた
  • プラシーボ効果
  • 思い込み
  • ※個人の感想です


 "ヘミシンク"と"バイノーラルビート"という用語をご存じですか。
 ヘミシンクはアメリカの学者、ロバート・A・モンローが開発したシステムで、特定の音響パターンの組み合わせにより、その音響の周波数に脳波を誘導させ、同調させる仕組みです。左右の耳それぞれに、1Hz~25Hzの範囲でわずかに異なる二種類の周波数を聴かせると、共振した周波数のビート音が脳内で発生するのです。この現象をバイノーラルビートと呼びます。例えば、ヘッドホンで左耳に440Hz、右耳に450Hzの周波数を流すと、脳波が10Hzに誘導される、ということです。ちなみに08~13Hzの範囲の脳波はアルファ波と呼ばれていて、安静(リラックス)時に多く出現するそうです。
 脳ってそんなに動かされやすいものなの、と疑う人も多いと思います。私も懐疑的でしたので、数年前に実際に試してみました。

 大手動画投稿サイトにあるものではなく、周波数を作成できるフリーソフトで左右から二種類の周波数が流れる高音質の音響ファイルを作成し、実際に聴いてみました。

《設定》
・ファイル設定:左/528Hz 右/520Hz (つまり脳波が8Hzに誘導される。)
・備考:生活環境は変えずに、朝に約1時間、夕に約1時間、イヤホンで聴き続ける。

 始めてから一週間ぐらい経つと、イヤホンを外してもリラックス状態が継続するようになりました。そしてそれは悪い意味でのリラックス状態で、頭が妙に膨らんでいる感覚というか常時ふわふわしている感覚というか、とにかくぼうっとなって全く集中できなくなってしまったのです。とにかく常時集中できていないので、仕事と私事双方で普段はしないような初歩的なミスを連続して犯してしまいました。やめてからもこの状態が数日続きました。この時の私の脳波、検査して欲しかったけど、ツテなんてありません。

 思い込みによるプラシーボ効果の可能性も十分にありますが、プラシーボでないならバイノーラルビート現象は確実に存在していることになります。
 周波数の組み合わせによりバイノーラルビート現象が起きるのならば、たまたま条件が一致することで偶然にバイノーラルビート現象が起きることもあるのではないでしょうか。そしてもしそれが、職場でのストレスや集中力の欠如や効率の悪さ、または不眠の一因だとしたら――。


コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事