笑顔がなんともキュートな「オスカー」と名付けられたこちらのワンちゃん。実は南アフリカのケープタウンにあるSPCA(動物虐待防止協会)で保護されたワンちゃんでした。
2009年にJoanne Lefson氏に引き取られたあと、オスカーはある重大な任務とともに第二の犬生を歩みだします。それは、Lefson氏と一緒に世界中を旅するというもの。
地球規模の問題として現在、4億7500万匹のホームレス犬が存在し、その多くは最終的にシェルターに入れられてしまいます。そのことを少しでも多くの人に知ってもらうため、オスカーはLefson氏とともに世界中を旅しながら保護犬の現状をアピールすることになりました。
それはまた、現在も世界で保護されている犬に夢と希望、そして素敵な「第二の犬生」が待っているんだと勇気を与える旅でもありました。
さすがは世界を旅する犬、訪れた場所は人が一度は行ってみたいと思うところばかり。36ヶ国を旅したオスカー、その国々で多くの保護団体を訪れ、そしてたくさんの保護された犬たちを励ましたそうです。
しかし、不幸にも2013年1月11日、カルフォルニアで交通事故に遭ってしまいこの世を突如去ってしまったオスカー。早すぎる死ではありますが、彼は与えられた「犬生」を全力で生き、保護犬たちに夢と希望を与え、そして私たちにキュートな笑顔を残してくれました。
詳細が気になる方は彼のFacebookのファンページ、もしくは公式サイトをご覧下さい。
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[telegraph]