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ここ最近、3Dプリンターで色んなものが作られていますけれど、ついにおうちを作るそうです。しかもメビウスの帯の形をした継ぎ目のないおうちを。

オランダの建築家Janjaap Ruijssenaarsさんが設計した「Landscape House」は、粉々にした石や砂を混ぜ合わせた材料を液体の結合剤で結び付けて、6×9メートルの大きさのものを印刷することができるという、世界最大の3Dプリンターを使って作られるのだとか。

理論的には、1つの大きな建物として印刷することも可能だそうですが、今回は1つずつ区画を印刷してから、それを合わせて1つの建物を構築します。

気になる強度ですが、もちろん建物はきちんと構造計算されており、正面はガラスと細い鋼鉄で、このファサードと床、天井の組み合わせにより、強度が保たれるのだとか。

現時点での価格は、330万~420万ユーロ(およそ3億9700万円~5億600万円)ほど。実用化されれば、色々な建築に応用することができそう。なかなか手の届く価格ではありませんが、是非一度は足を踏み入れてみたいですね。

こんなに大きなものが印刷できるとなれば、「何もかもが3Dプリンターで印刷された世界」で生活する未来は、そう遠くないのかもしれませんよ。

Landscape House [Wired.jp]
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