楽譜なんて読めないし、楽器も学生のとき以来、触っていない。なにしろ、音が周囲に漏れるのが気になる……。そんなふうに、楽器を家で楽しむことは、突然、敷居が高くなってしまうもの。
そんなみなさんに朗報です! 音が気にならず、楽譜が読めなくても大丈夫。それに、手軽に設置できて、大人も子どもも楽しい、遊び心のある楽器が世の中に誕生しました。
こちらは、想像力を自由に働かせ遊ぶことができる、木琴のようだけど木琴じゃない、新しい楽器。デザイナーのPhil Soさんによってデザインされた、ピタゴラスイッチの装置のように創造する楽しさも感じられる「Tinka-tune」です。
まず、レールを壁に取り付けます。アルファベットが書かれている音の板は、1つずつ独立しており、子どもでも簡単に取り付けることができます。
そして、最後に上部からビー玉を落とすと、木琴の上を転がっていきます。そう、ボールがバチの代わりになって、優しい音を奏でてくれるという訳です。
専用の楽譜も付属しているので、その通りに木の板をさしていけば、よく知っている音楽を奏でることもできます。もちろん「ドレミファソラシド」の音階順に並べなくても、OK。自由に音の板を差し込みましょう。
このニュースを最初に見たときは「アイディア」とのことでしたが、公式サイトを見てみると、気になる「2012 Fall」という文字がありました。詳しいことは明言されていませんが、もしかしたら、発売が決まったのかもしれません。 これは楽しみですね!
自由に音楽を創造する。もっと楽器を身近に。
Tinka-tune [via YANKO DESIGN](林美由紀)