業務用の大型機械から民生用の卓上モデルまで。ガジェットのようなテック系から臓器といった医療系まで。ここ数年で急激に活躍の幅を広げはじめてきた3Dプリンター。
その3Dプリンターが、いよいよ建設業界にも進出し始めているようです。
冒頭のマンション、外見は何の変哲もない5階建てのコンクリート造のもので、中国のWinsumという会社が手がけたものです。
ただ、このマンションWinsumが3Dプリンターによってコンクリートをプリントしてつくったものです。
同社はすでに昨年平屋の小さな建物を3Dプリンターを使って建設し、公開していました。
しかし、今回公開されたのはこの5階建てのマンションと、1100平米を超える2階建ての豪邸。どちらも今までの小さな平屋から比べれば大きな進歩と言えそうです。
展示された建物はあくまでコンセプトモデルということで、実際に販売されているわけではないようです。断面を見ると3Dプリンター感がありますが、仕上げてしまえば当然わかりません。
構造的に大丈夫なのか等々…色々心配してしまいますが、これがもし実用的になって普及した場合、工事現場には3Dプリンターとオペレーターしかいない日が訪れるのかもしれません。
なんとも不思議な光景な気もしますが、ちょっと見てみたい気もしませんか?
China just 3D-printed an entire mansion. Here’s what it looks like[TECH IN ASIA]
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