最後の別れの言葉は飛行機の中で伝えるよ

新年もはじまったと思えば、これからやってくるのは「さよなら」の季節。

進学、就職、転職など人生の転機が訪れ、お世話になった人、仲の良いともだち、家族との別れの時を迎えることになります。

新しい環境にワクワクする人、不安な人もいるでしょうが、本人以上にまわりのひとも心配、不安、寂しい気持ちでいっぱいなんですよね。

今回ご紹介するのは、KLMオランダ航空とアムステルダム・スキポール空港（Amsterdam Airport Schipol）がタッグを組んで行ったキャンペーン「Cover Greetings」。

舞台となったスキポール空港で泣いたり、笑ったり、いろんな言葉をかけながら、愛する人とのお別れをした家族たち。

その後、スタッフに連れられてやってきたのは、座席のシートにメッセージを書くために用意された部屋。

ここで巣立っていく愛する孫、友達たちに向けて思い思いの言葉イラストを描けば、そのシートは相手の座席に貼られます。

いざ、飛行機に搭乗した「旅立つ人」、本人は自分の席についてびっくり！

シートには大切な人たちからの励まし、気持ちのこもったメッセージが。空港のロビーでお別れしたと思っていたのに、まさか飛行機の中に入った後にもこんなことがあるなんて。感動。

飛行機に乗ってどこかにいくということは、距離も離れた場所にいくということ。

これまでのようにちょっと車を飛ばして、歩いて会いに行ったり、同じ屋根の下で一緒に過ごすということも少なくなる。

「旅立つ」ということは、自分にとってもまわりのひとにとっても、人生の大切な場面。こんな素敵なサプライズキャンペーン、日本でもあったらいいですね！

動画はこちらからご覧ください。

KLM Surprises Passengers With Personal Messages From Loved Ones

［Design Taxi］