でもタンブラーって、かさばる、片手がふさがる、(ものによっては)カバンの中でコーヒーがこぼれる…と、「もっとこうだったらな」と思うことが少なくありませんよね。
そこで、今回紹介したいのが、こちらの少し変わった形のタンブラー。
“GOAT MUG”と名付けられた、このカップ。名前の通り、ヤギの角の形が特徴的です。
この形にしたのにはビジュアル以外に実用的な理由もあって、空洞部分が滑らかな曲線を描いているので最後の一滴までスムーズに出てくるそう。
ふつうの形のタンブラーだと、フタを外さないと首をどこまで傾けても飲めない分が出ることありますね。
どうやって立たせるのか?もっともな疑問です。
それもちゃんと考えられていて、ホルダーを外してひっくり返すとスタンドに変身。
これは格好良いですね。
専用ストラップを使えば、手首やカバンにひっかけて持ち運ぶことができます。タンブラーを持っている時に電話がかかってきても、もうコメディは生まれません。
小さなカバンで出かける時には、タンブラーは持っていけませんがこれならOK。自転車に乗る人も嬉しいですね。
カップの形は、コーヒーが“発見”された逸話からインスパイアされたそうです。
歴史をさかのぼっていつごろからコーヒーが飲まれたかは定かではありませんが、またヨーロッパ人が知る以前から飲まれていた地域があったとも言われていますが、数ある話のひとつとして有名なのがヤギのエピソード。
13世紀ごろ、あるヤギが森の中で見つけた赤い実を食べて帰ってくると、狂ったように走り回っていたといいます。羊飼いは不思議に、そして興味深く思い、その実で飲み物を淹れることを思いついた、という話です。
現在、Kickstarterで出資を募っていますが、目標金額の10倍を集めるヒットを記録。
25ドルから入手できるので、チェックしてみてください。
GOAT MUG: original goat story crafted into a coffee mug [Kickstarter]