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目に見えるもの全てが絵画になる

2014/12/19 18:00 投稿

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この絵画とオブジェと植物が溶け合ったかのような展示は、12月28日まで末広町の 3331 Arts Chiyoda にある Gallery OUT of PLACE TOKIO で開催中、大原舞さんの展覧会「TRIP」の様子です。


©大原舞 左/LOCATION_drawing#1 右/壺#3

作家の大原舞さんは武蔵野美術大学で油絵を学んでいましたが、在学中から並行してソフトスカルプチャーと呼ばれる、布や生地、糸などを使ったオブジェを制作していました。

今回の展覧会では植物や壺をメインのモチーフとして、壁面に展示された巨大な絵画、一見すると不安定な手作りの台に載せられた粘土で創られた壺とソフトスカルプチャーの数々、多肉植物の作品たちと、会場全体を余すところなく使った展示になっています。

その背景には、植物を専門的に取り扱う内田植物公園内田智さんの協力があるそう。植物が作品の一部となっていることが見て取れます。

多肉植物とのコラボの作品はとてもお手頃な価格設定になっていて、初めてアーティストの作品を部屋に飾るのにも気軽にチャレンジできそうです。この時期だとプレゼントにもピッタリですね。




見る角度を変えるたび、違った見え方がします。




今回の展覧会に向けて、大原さんが準備したテキストはこちら

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わたしが見ている世界は皆と同じように見えているのだろうか?
わたしは何を見ようとしているの? 何を見たいと思っているの?
わたしは自分の部屋から、アトリエから、いつだって自由に旅へ出かける。

そこで出会った目に見えているもの。
その向こうに広がる景色。
ピントは合わない。
私が見たい景色にピントが合う時、それは絵画になる。
目の前にある植物が視界を遮るけど、それも気にならない。
目に見えているもの全てが絵画になる。
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皆さんの目にはどのように見えるのでしょうか?

是非、展覧会場の空間で自分らしい絵を探してみてください。

[大原舞 – TRIP]
会場:Gallery OUT of PLACE
会期:2014年11月28日(金)- 12月28日(日)
開廊時間:12:00 – 19:00
休廊日:月・火・水曜日
住所:東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 207号室

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