グーグルが3,300億円もの資金を投じたNest買収で今年話題となったスマートホーム。Nestが取り扱う主製品はサーモスタットです。アプリと連動して室内温度の管理ができ、電力節約に繋がるためアメリカで大人気。
さらにその展望として、家の中にとりつけたNest製品をハブに、室内のモノをwebと連携させるInternet of Things (IoT) を実現させると期待が高まっています。そんなポテンシャルを秘めた分野に新旗手が現れました。
その名はWattcost。家の電気メーターに取り付けるだけで、消費電力・使われた時間帯などからどの電気製品をいつどのように使っているかを明らかにしてくれます。取得された情報はクラウドにアップされスマートフォンのアプリと連動します。
自動で消費電力の計算や節電目標の達成度を教えてくれます。また、電源をつけっぱなしで外出してしまったときにはアラートを出してくれるんだそう。みんなが使うことになればすごい節電になりそう。
発売は2015年の夏で値段は149ドル(約1万7,000円)。最初はアメリカのみで売られるそうですが、どれくらいの広がりをみせるのでしょうか。今後はAPIも公開していくそうで開発者を巻き込めばますます面白いことになりそうです。
Wattcostvia Robert Scobble
電気メーターに取り付けるだけでスマートホームが実現できるWattcost /(ケンタロー)[ギズモード・ジャパン]