日本最大のリンゴの生産地といえば、青森県。
その青森県の弘前市、平川市、大鰐町で今年2014年9月12日に雹(ひょう)が降り、多くの農作物が被害を受けたのだそうです。
その中でも雹が当たった部分が傷になったり、穴が開いたりしてしまったりと、「市場価値」が無くなってしまったりんごが、なんと1軒の農家で14~15トンもあり、地域ではその10倍ほどのりんごが被害受けたのではないかということなのです。
通常なら、市場に出すことができないりんごはりんごジュースなどに加工されますが、今年は豊作なので、わざわざ傷がついたりんごを使わなくても、加工品となるりんごも多く出回っているのです。そんな訳で、雹の被害を受けたりんごはどこにも行けぬままに。
でも、この「王林」と「ふじ」のりんごは、見た目はあまりよくないものの、傷を自分で治そうすることで、糖度が増し、おいしくなっているのだとか。
そこで立ち上がったのが、このりんごをサポートする「雹kissりんご」プロジェクト。これらの市場に出回らない、でも、おいしいりんごを多くの人に届けたいと、インターネットから購入できるようになりました。
価格は10キロ3,300円、3キロ1,700円(送料込、消費税込)となっています。10キロは、ふじなら32~36個、王林なら36~40個が目安になり、3キロは10個が目安になりなるそうです。
ちょっと傷ついてしまったけれど、おいしいりんご。今年の冬は、そんなりんごとともに過ごしませんか。
All Photo by 「雹kissりんご」
「雹kissりんご」