最近ではスマート家電が続々と登場するなど、キッチンのハイテク化が進んでいます。
しかし、技術者の目から見ると、キッチンにはまだまだイノベーションを欠いた、古いアイテムが数多くあるそうです。
米ミシガン州に拠点を置くKMN Home社のメンバーいわく、そのひとつはパンやお菓子の生地を伸ばすために用いられる“めん棒”なんだとか。
そこで彼らは、研究に研究を重ね、最終的にアルミニウム製のめん棒を開発。メンバーが「世界で最もクール」だと胸を張るこのめん棒は、現在Kickstarterで公開されており、プロジェクト終了まで時間を残しながら目標額をはるかに上回る資金の調達に成功しています。
材料には航空機にも使われる上質のアルミを利用。アルミを用いたのは、デザインをモダンで格好良い仕上がりにするためだけではなく、実用性も考えてのことだったといいます。
というのも、アルミなら使う前に冷蔵庫で冷やしておけば、伸ばす生地の温度が上がらず、練り込んだバターも溶けないそう。木製だと、こうはいかないようですね。
目盛りが刻み込まれているので、レシピ通りにサイズの見当をつけるのも簡単です。
現在、40ドル(約4,700円)から入手可能です。
家でめん棒を利用する機会がある人は、テクノロジーの恩恵を感じてみては?
Aluminum Rolling Pin – Elegantly Practical [Kickstarter]