すっかり寒くなり、できれば暖かい家から出たくない…そんな季節は、みんなで集まってアフリカ料理パーティーはいかがですか?
「アフリカ料理」とはいえ、広い広いアフリカ大陸。地域によって料理も全然違います。その違いも楽しめるのが、ボリュームたっぷりのレシピ本『アフリカ料理の本 62の有名なアフリカンレシピ&物語』(アフリカ理解プロジェクト編/刊)です。
アフリカの料理を家で作るなんて難しそう…と思いますが、こちらの本では日本の身近な食材で作れるように工夫されているので、すぐにでもトライできる料理がいっぱい!
肉、魚、野菜料理から、主食に飲み物、デザートやソースまで、料理の幅も広く、ページをめくるたびに「これも作ってみたい!」とワクワクしてきます。
あまりスーパーでは見かけない食材のレシピも、手に入ったら作ってみたいものばかり。
東アフリカで作られる「バナナシチュー」に使うバナナは、青くて硬いうちに料理される、甘くない調理用のもの。じゃがいものように使われ、トマトの煮込みのようなソースと一緒に、ごはんに添えて出てくることも多いです。
タンザニアやケニアではウガリ、ウガンダではポショ、ザンビアやマラウイではシマと、いくつも呼び名のあるこちらは、白いトウモロコシの粉を練り上げたもの。モチモチとしていて、伸びないお餅のような感じ、我が家の食卓にも時々登場します。
本では簡単な電子レンジでの作り方が紹介されていますが、火にかけてつくる場合は、木べらでしっかりと練り上げる、かなりの力仕事! このレシピの中から、チャパティとピーナッツバターを作ってみました。
この本ではココナッツミルクを使ったチャパティが載っていますが、アフリカでは牛乳や卵などでも作られるそう。家にあるもので色々試してみるのも楽しいかも!
ピーナッツをフードプロセッサーでガーッ。
このピーナッツバターやトマトなどを煮込んで作ったソースとチャパティを一緒に。チャパティはいつものカレーにももちろんぴったりです。ピーナッツバターは甘くないぶん、色々な料理に使えそう!
日本から遠く離れたアフリカ。なかなか気軽に行くことはできませんが、ぜひ料理でアフリカ気分を味わってみてはいかがでしょうか。