このスニーカー。どこかで、見たことあるような気がするな~。

う〜ん、こっちもやっぱりどこかで…。

今回ご紹介するのは、先日もランドセルをご紹介したHender Schemeのプロダクト。ヌメ革で作られた、スニーカーのオマージュシリーズです。

オリジナルとなるスニーカーは言わずと知れたモデルばかりですが、Hender Schemeのスニーカーは、スニーカーはスニーカーでも「手工業でつくられた育てるスニーカー」。

スニーカーファンのみなさま、それぞれのオリジナルモデルは「あれかな?」なんて思いながら、読んでいただければ幸いです。同じデザインでも、素材と手作業によって表情が変わるものですね。

どちらもかっこいいですが、オリジナルはデイリーにカジュアルに、Hender Schemeのスニーカーはドレスシューズとしての使用が一番しっくり来そうです。大切に履いて、育てて、一緒に年をとって。ヌメ革のスニーカーだからこそできる履き方です。

さらに、このオマージュシリーズ、2種類のアプローチで、2ライン作られているモデルがあります。「Manual Industrial Products(mip)」ラインと「Industrial Arts Products(iap)」ラインです。

「mip」は通常、工業的に作られているものを、Hender Schemeの量産を得意とする腕の良い職人によって、手工業で仕上げているもの。

「iap」は、工芸的なアプローチでつくられたもので、オーダーメイドシューズ職人が、特別なレザー指定、糸へのこだわり、ピッチ、革の切り口のコバ処理まで、特別に丁寧に時間をかけて、ひとつひとつ手仕事で作られています。「iap」のスニーカーは、商品と言うより、作品と言っていいでしょう。

例えばこちらが、mipライン。

そしてこちらが、iapライン。

ひとつのオリジナルモデルが、異なるふたつのアプローチで仕上げられるとこんなにも違いが生まれます。mipにはどこかカジュアルな表情が見え隠れするのに対し、iapはビシっとしたレザーが神々しいまでの雰囲気を放っていますね。

たとえば、オリジナルをデイリー仕様、mipのスニーカーをドレスシューズ、iapのスニーカーは大切に飾って目で楽しむ。なんて、3段階でひとつのモデルを楽しむ贅沢もいいなあ。

スニーカーは、履き古したら捨ててしまうことが多いですが、こちらはオールソール(ソールの張り替え)が可能。手工業で丁寧に作られている分、大切に使い、表情が変わるのを楽しみながら一緒に年をとっていきたいものです。

Hender Schemeは、全部で8モデルのオマージュスニーカーを発表しています。他のモデルも、コチラからぜひチェックしてみてください。

トップ写真 : ¥54,800-(税抜)
上から順に、¥56,000-(税抜)、¥41,000-(税抜)、mip: ¥58,000-(税抜)、iap: ¥158,000-(税抜)

ご購入ご希望の方は、直接 info@overriver.com までお問い合わせください。

[Hender Scheme]

RSS情報:http://www.roomie.jp/2014/11/211829/