これまでにも少なくないクリエイターが、そうした現代のオフィスワーカーの悩みに対処すべく、斬新でユニークなコンセプトを公開してきました。
今回紹介するアイデアも、運動不足とストレスの解消につながり、もしかすると実用性まで満たすという、完璧な解決策になりうるかもしれません。
それが、こちらの“workoutcomputer”です。
現在、イスタンブールで開催されているビエンナーレで展示されている、こちらのコンピューター。
見ての通り、すべてのキーがパンチングバッグになっており、文字をタイプするためにはパンチやキック、お好みならば頭突きでも、バッグになんらかの打撃を加えないといけません。
手掛けたのは、ドイツのデザインスタジオ“Bless”の Desiree Heiss氏とInes Kaag氏。
制作のきっかけについて「私たちは、日中の体を使った活動の必要性や、一日中コンピューターの前に座る仕事を終えた後、夜に感じる背中の痛みにインスパイアされた」と語っています。
初めて使う時はひとつの単語を打つのに2分ほどかかるといい、すぐに通常のパソコンと置き換えるのは難しそうです。
一度くらいなら、メールの一通でも作ってみたい気もしますが。
このキーボードはコンセプトですが、実際の利用に耐えるもっとアクティブなもののインスピレーションになれば良い、とデザイナーのふたりは願っているとか。
オフィスのなかに、一部屋くらいはこんなスペースがあっても面白そうですね。
This Punching Bag Computer Requires A Full-Body Workout If You Want To Type A Word [Co.EXIST]