日本では老熟した人物がいそしむ達者な芸のイメージも強い「盆栽」。海外ではアートとしても楽しまれており、若い人の間でも人気があるといいます。
場所が違うとイメージや受容のされ方が変わるのが面白いですが、盆栽を入れる鉢に対しても日本とは異なったアプローチがあるようです。
こちらの流線形のフォルムを持つ鉢は“Kasokudo Bonsai Planter”。
加速度・盆栽・プランターのことでしょうか。ネーミングも日本に住む私たちの想像を軽々と飛び越えています。
オーストラリアのデザイナーAdrian Maguさんによる作品です。緑や自然と、本業である自動車デザインへの関心が結びついて生まれたプランターなんだとか。
スピードと形の関係性を参照してデザインし、「静的」なプランターに「ムーブメント」を取り入れたそうですが、エレガントでカッコイイですね。
3Dプリンターで作成された山も、植物と絶妙のコントラストを生み出しています。
注文があれば販売にも応じてくれるそうなので、興味がある方はぜひこちらからコンタクトをとってみてください。
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Photography: Andy Beard
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