2014年10月に大規模な遊歩道の改修工事内容が発表されました。
その手始めとして、クリスマスイルミネーションが11月14日から開催されています。日本だと街路樹に電飾を飾る、表参道や六本木、丸の内のイルミネーションが有名ですよね。でもこのボンドストリートには街路樹がありません。そこでデザイナー、プロデューサーたちはあることを考えました。
ロンドンのショップはそのショップの旗を外側に掲げられるような造りになっています。そこを利用してストリートを彩ることにしたのです。そしてモチーフは孔雀!元々きらびやかな孔雀の羽根を電飾で作り出し、旗の代わりにストリートに掲げたのです。
日本のイルミネーションとはまた違った雰囲気です。そして中央に浮かぶのは王冠の様にかたどられたたくさんの孔雀の羽根とその中央には宝石を型どったオブジェ。とってもゴージャス!
その中心にあるオブジェはまるでダイヤモンドのようです。Hirsh jewellersという宝石店では、これらの孔雀を型どった特製の宝石を商品化したそうです。
このプロジェクトにかかった時間はなんと1300時間。さらに配線の長さは13Kmにも及ぶそう。これはボンド・ストリートの再開発の始まりに過ぎません。さらに2000万ポンド(約36億円)!の費用かけた再開発が行われます。再開発後のボンド・ストリートも気になりますが、まずはこのイルミネーションを見ながらボンド・ストリートを歩いてみたいところです。
BOND STREET LAUNCHES HERITAGE-INSPIRED ILLUMINATION SCHEME FOR 2014 FESTIVE SEASON