英語だとOvertone-singing.
オーバートーン(倍音)と呼ばれるその名の通り、喉歌というのは一人が2音を同時に発せる特殊な歌唱法なのです。
まずはこちらのビデオをご覧ください。
喉歌奏者であるAnna-Maria Hefeleさんが喉歌とは何なのか、どうやって音を出しているのかデモンストレーションを加えながら説明をしています。
本当に2つの音が鳴っている!
ようは喉頭を調節して、喉を締め付けたような声を発生する一方で、舌や唇の形状を利用して調音し、2つの音を奏でる…ということらしいのですが、いまいち言葉で理解してもよくわからないのが正直なところです。
喉歌ができない人からしてみれば、ほとんど怪奇現象です。
喉歌は伝統的にはモンゴルやトゥバ共和国で昔から伝わる歌唱法だそうです。
この地域では、喉を詰めた声で歌う歌唱法が昔から代々伝わっていて、喉歌はその歌に装飾をする目的で発展を遂げたのだそうです。
こちらはトゥバスタイルの、のど歌です。
本当に不思議ですが、ちゃんと低音の上に高音のメロディーが聞こえてきます。
ちょっと神秘的ですらある、喉歌。
練習したらできるかも!?
[Polyphonic Overtone Singing Demonstrated by Anna-Maria Hefele]
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