近い将来、着ていく服の色で悩む必要のない時代が来るのかも。
なぜなら、服が触ったものの色に変化してくれるから。
ノルウェーの“Drap og Design”は、オスロの建築・デザイン学校で学んだ4人の若者が、仕事を探す代わりに「なにか一緒にクールなことをやりたい」とはじめたデザインスタジオです。
そんな彼らの今回のプロジェクトは、「大自然のなかで生きる動物たちのような体験ができたら、どんなに面白いだろう」と着想したところからはじまったそう。
動物たちの能力のなかには、人間が真似するには現実的に不可能なものも多かったといいますが、今回ピックアップしたのは「カメレオン」の周りの環境に合わせて自分の色を変える力。
完成したのが、“Interacket”というジャケットです。
ジャケットは、服を着た人が触ったものの色を検出し、同じ色に発光。内側のレイヤーに反射性の高い金属などがLEDライトの光を広げるといいます。
また、すべての仕組みは、たったひとつ9ボルトの電池で動きます。
現在はプロトタイプの段階ということで、これからも開発が進められていくようです。
海外では「実用性がない」といった反応も見られるようですが、格好良いし、面白いとも思います。
夜の街では存在感がかなりありそう。いつかこんなジャケットが発売されたら、着てみますか?
Animal Interaction [Hackaday page]