間もなくKickstarterでプロジェクトの期限を迎えますが、目標額のゆうに8倍の資金を集めています。
ところで、一流とされるウィスキーとそうでないものは何が違うのでしょうか。
Tony Penicheさんも、この問いをきっかけにWhiskey Elementsを形にしていったといいます。
Penicheさんのそれに対する答えは「時間とオークの樽だ。」
つまり、熟成年数の経っている一流のウィスキーは、樽の木が毒素を取り除いているのが良いのではないか、と。そこに着目して作られたのがこちらのアイテムなのです。
Whiskey Elementsは、長い時間がかかるウィスキーの熟成過程を簡単に置きかえるために、樽を分解しリデザインしたんだとか。
並行に何本も刻まれたギザギザの隙間は、細い管の中を液体が上昇していく「毛細管現象」を利用するための仕組みです。
安いウィスキーにWhiskey Elementを入れて一日待つと、その変化は明白。
年数の経った一流のものに比べると、安いウィスキーには、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドや、ブタの糞にも見つかるメトキシフェニルオキシムといった物質が大量に含まれているそうです。
しかし24時間後には、それらの物質は数を減らし、数値に現れるほどウィスキーの香りが良くなるという結果に。
「24時間で3年分寝かせた効果」という触れ込みは、もしかしたら言い過ぎではないのかもしれませんね。
基本的に1度使い切りですが、それほど味が変わるのならコスパ的に満足できそう。
現在、日本からだと4本入りのパッケージが24ドル(送料別)で手に入れることができます。プロジェクト終了日が近づいているので、気になる方はお早めに。
Whiskey Elements: Customize your Whiskey in 24 hours [Kickstarter]
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