例えば家具の分野では、手でしか作り出せない曲線美や表面のなめらかさは、ひと目見ただけでその”手仕事の温かみ”が伝わってきます。
そんな手仕事の温かさは、普遍的なデザインをまとうことで、1つ1つ丁寧に作られている品質の裏付けもあり”永く使い続けてもらえるような逸品”になっていくのは自然なことかも知れません。
そのような手仕事の逸品を集めた展示会が『永く使い続けたい逸品、手仕事の家具。』という題でACTUS青山店で開催されています。展示されているものを一部紹介すると
世界的に著名なデザイナー深澤直人による椅子『AOYAMA』
きれいに曲がった薄さ8mmの座面やきれいにテーパーのかかった脚の美しさがたまりません。
デンマークのデザイナー、ハンス・サンガイン・ヤコブセンによる上から見ると馬の蹄の形をした椅子『HORSE SHOE』
背もたれから肘掛けの部分の曲線美は機械では中々難しそうです。
もちろん、主催するACTUSの製品も。こちらはACTUSが50-70年代のデンマーク製ビンテージ家具を修理する中で培った技術で作られた『H.W.F』というシリーズ。とても新品には見えません。
これらをはじめ、様々なインテリアが展示されているとのこと。ちなみにACTUS新宿店にて先月同題の展示会が行われていましたが、今回はそれを上回る規模で行うとのことです。これは楽しみ。
東京デザイナーズウィークの期間に合わせて10月25日〜11月23日まで開催されるので、デザイナーズウィークにお出かけの方はちょっと寄ってみて、手仕事の温かみのあるデザインに触れてみるのもいいかもしれません。
[永く使い続けたい逸品、手仕事の家具。]ACTUS