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真っ赤な電話ボックスの使い道は?

2014/10/19 20:30 投稿

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日本にも昔たくさん存在した電話ボックス。最近ではほとんど見かけなくなりましたよね。ロンドンでは日本よりも街の中でたくさんの電話ボックスを見かけますが、ロンドンのアイコニック的存在でもある真っ赤な電話ボックスは実用的に使うためというよりも観光客向けが写真を撮るために設置されているという感じなのが事実です。携帯電話が普及した今、たくさんの数の電話ボックスは必要なくなってきており、ロンドン中心部の観光地に多少残しどんどんその数を減らしていっています。

気になるのは撤去されたあとの電話ボックスたちのその後の行方。撤去され、破棄寸前になった電話ボックスたちは、全てとは言えないけれど色々なものに利用されているようです。今回は使われなくなった電話ボックスたちがどのように利用されているのかご紹介したいと思います。

ミニ図書館

ロンドン南東部に位置するルイシャムという街の街角には、電話ボックスを利用したミニ図書館が設置されています。ここに置いてある本は誰でも持って行っていいんです。ただし、1冊そこから本を貰うときには、自分の読み終わった本をその本棚に1冊差し替えるという条件付き。

アート作品

ロンドン南部の町キングストンにあるアーティスト、デヴィッド・マチ氏による電話ボックスを使ったアート作品。1988年に制作され、今でもロンドナー達に愛されている作品で、ロンドンを象徴するお土産モノのポスターなどでも大人気。

チャリティ活動

2012年にはアーティストやセレブリティたちが電話ボックスをそれぞれがペイントし80個ものアート電話ボックスがチャリティのために展示されました。気に入った作品を購入した人たちのお金がイギリスのチャリティ団体チャイルドラインの活動資金として活用されています。

切手販売機
イギリス北東部デブドンにある英国郵便博物館では古くなった電話ボックスを切手自動販売機にリニューアルし利用中!

ATM

ロンドン南部、ロンドン橋駅近くのフードマーケットとして有名なバラ・マーケットには電話ボックスの外側を利用したATMの機械が設置されています。

1920年代にデザインされた愛すべき電話ボックスたち。今もこまめに塗り替えやメンテナンスが行われている街中に設置されている電話ボックスをはじめ、任務を終えた電話ボックスたちもこんな形で使われているのです。

London’s Phone Boxes Find Many Odd Uses

[Londonist]

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