イギリスでは、三度の飯よりケーキが好き!という方も多いため、テレビのチャンネルを回せば、ケーキ職人によるケーキの作り方講座の番組、ケーキ作り選手権の特番などなどが放送されています。日本よりもケーキにかける情熱はすごいかもしれません。
そんなケーキ大国で毎年行われている国内最大級のケーキイベント、「THE CAKE & BAKE SHOW in London」に足を運んでみました。
このイベントでは、有名ケーキ職人たちのデモンストレーションはもちろんのこと、ワークショップ、コンテスト、お買いものコーナーなどが展開されていて、お菓子作りに興味のある人達がこぞって足を運んでいるのです。
ちなみに、イギリスのケーキは日本のようなクリームをふんだんに使ったケーキとは別に、アイシング(焼き菓子などをおおっている砂糖のペースト)やマジパン(日本ではケーキの上で人形をかたどったりするのに用いられている、砂糖とアーモンドによって作られたねんどのようなもの)を駆使してデコレーションするケーキが主流。
基本的に結婚式、お誕生日などのお祝いごとのときにこういったデコレーションが用いられています。ケーキの周りをレースのような模様で飾ったり、沢山の小さなお花で飾ったりカラフルに彩るのが人気のよう。
「エキゾチック」をテーマに作られたケーキたちも展示されていました。クジャクやオウムたちも全て、マジパンで制作されています。
もちろんケーキ作りのみならずお菓子全般のキッチンツールや、アフタヌーンティーを楽しむためのグッズなどの販売も行われていました。ヒゲのクッキー型に、厚紙で出来たアフタヌーンティー用の飾り皿は持ち運びにも便利。公園でのピクニック式アフタヌーンにぴったりですね。
会場内にはカップケーキやマカロン、ファッジなどの販売店もでており、視覚的にも味覚的にも癒されるイベントなのでした。