塩分濃度は海水の10倍。しょっぱいです!
セネガルの首都ダカール州にある「ラック・ローズ(正式名称はレトバ湖)」。その湖の色はなんとピンク!まるでイチゴミルクのようにかわいい色をしています。
この色の正体は「ドナリエラ」という藻によるもの。この藻は太陽光からエネルギーを吸収するのに赤い色素を体内で作るため、湖がこのような色に見えるそうです。
なんとも幻想的な風景です。
高濃度の塩分を含むため、昔から塩の産地としても有名な湖となっています。湖畔沿いに点々と積まれた真っ白な塩の山とピンクの湖とのコントラストがとても美しいです。
塩を採取している労働者たちは高濃度の塩分から皮膚を守るため、シアの実からできた「シアバター」を体に塗って作業をしているようです。人が入ると死海のように浮くこともできますよ。
見た目とは裏腹にかなりしょっぱい湖のようですが、「ドナリエラ」自体は人間には無害なものなのだそうです。
何もせず、恋人とボートに乗ってただ浮かんでいたくなりそうな湖です。一度は行ってみたい場所ですね。
Lake Retba, Senegal’s Pink Lake [BuzzFeed] [MailOnline]
Text by 稲崎 吾郎