古来より龍は神の化身として人々に崇められてきたもの。そして、幸運の証です。
その姿は多くの絵師によって、描かれてきました。
現代も芸術品としてのさまざまな「龍」が誕生していますが、なんと胴体が一筆で書かれている龍の作品があるというのです。
それが、栃木県日光市にある晄秋家(こうしゅうや)の一筆龍。古から伝えられる伝統的な技法で描かれた一筆龍は、お客さんの注文があってから1つずつ心を込めて筆を下ろすのだそう。
躍動感みなぎるさまざまな姿。どのように描かれているのかみてみましょう。
まるで筆に魔法がかかっているかのごとく、真っ白な紙に龍が描かれていきます。まさに圧巻。
先代から受け継がれてきた描き方を守り、人々に驚きと感動を与えてくれる「一筆龍」。日光を訪れた際には、実際に目の前で描いてもらえば、今まで体験のしたことのない時間を過ごすことができそうです。
この先も受け継いで欲しい伝統の技。そして、この素晴らしさを世界中に伝えたいと思わずにはいられないのでありました。
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