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九谷焼の食器で顔ができたよ

2014/10/01 13:00 投稿

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食器で福笑いができるのか!?

しかも、あの九谷焼で。

集めると顔になる食器。

そんな遊び心が詰まったシリーズは、日本を代表する九谷焼の窯元である上出長右衛門窯とスペインの世界的デザイナー、ハイメ・アジョンによるコラボレーションで生まれた「Jaime Hayon×KUTANI CHOEMON」シリーズ。食器で福笑いのように思い思いの顔を作ることができるのが楽しい。

九谷焼といえば、石川県の南部の金沢市、小松市、加賀市、能美市で作られる色絵の磁器。青、緑、黄などの濃色が使われ、華麗な色使いと大胆で斬新さが特徴。そして、長く受け継がれてきたその技法と伝統を大切にしながら、デザイン界の風雲児ハイメ・アジョン氏と新しい、そして、ユーモアあふれる九谷焼を作り上げたのだそうですよ。

小鉢や小付は目に。

向付は鼻に。

そして、長皿は口に。

九谷焼は職人さんが1つずつ手仕事で絵付けをしているので、手がける職人さんによっても少しずつ違いが出たりするのだそうです。だからこそ、その柄によってできあがる顔の雰囲気の微妙な違いを楽しむのもいい。

もちろん、想像力の翼を広げれば、既成概念にとらわれず、どの食器もどの顔のパーツにすることができそう。

おいしいお料理を彩る食器。

職人技が光る美しい食器。

そして、思わず笑顔がこぼれる食器。

「Jaime Hayon×KUTANI CHOEMON」の物語はこれからも未来へと受け継がれていくに違いありません。

Jaime Hayon×KUTANI CHOEMON

[九谷焼 上出長右衛門窯]

Photo by Matsumoto Hiroyuki
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